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台北日和

2007年3月30日

大人の豆乳 來來豆漿
 豆乳といえば滑らかな喉越しと濃厚さがポイント、という常識を覆してくれるお焦げ風味の豆乳、飲んだことがありますか?台湾風朝ごはんのお店、來來豆漿では少々変わった味の豆乳が人気です。

 豆乳といえば永和にある世界豆漿大王が有名ですが、今日紹介する來來豆漿も地元の人たちに長く愛され続けている有名店です。場所は美麗華百樂園や台湾料理レストラン伍角船板がある台北市の北エリア。ハイテク企業が集まる内湖サイエンスパークにも近く、MRTの工事が着々と進んでいるこの一帯で、朝晩台湾風軽食を提供しています。

 シンプルな店内ではお店の人が揚げたり焼いたり運んだりと大忙し。特ににぎわう出勤・帰宅時間は行列も当たり前です。創業からもうすぐ20年を迎える今では、新竹・台中・高雄、そして中国の上海にも支店を展開しており、人気のほどがうかがえます。

 さて、お店の看板メニュー、豆乳(アイス・ホット/20元)は台湾南部の伝統的な製法で作られています。今ではこの製法を採用するお店がめっきり減ってしまったのですが、少し焦げたような独特な風味に仕上がるのが特徴です。もちろん強烈な焦げ味ではありません。柔らかな焦げの苦味に甘みがプラスされていて、焼き餅入りのお汁粉の味に少し似ているかもしれません。揚げ物や焼き物と一緒に飲むと口の中をすっきりさせてくれますし、飲むデザートとしても楽しめると思います。 とはいってもやはり変わった味。釜飯やもんじゃ焼きではオコゲが歓迎されますが、飲み物だとそうもいかないようです。台湾でも焦げ風味豆乳大好き派には、「この味が理解できれば、それは大人になった証拠だよ」と豪語する人もいますが、「こんな豆乳飲めない」という人も少なくありません。

 お食事メニューでは、おなじみダイコン餅(32元)や、小麦粉ベースの生地にネギ入り薄焼き卵をクルクル包んだ蛋餅(28元)がオススメです。店内各テーブル備え付けのおしょうゆにニンニクソースを加えたものをつけて食べると、また違った感覚が味わえます。

 マイルドかつ濃厚な豆乳が主流となっている中、來來豆漿は伝統製法の豆乳にこだわりつつ、台北の人々の朝晩をサポートし続けています。焦げ風味豆乳って一体どんな味なのか、ちょっと試してみませんか?

【來來豆漿】
住所:台北市内湖路1段93号
電話:(02)2798-8725
営業時間:17:30〜翌日11:30
定休日:なし
交通:MRT圓山駅から車で約10分

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