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台北日和

2007年3月9日

主席チェリストのパスタ屋さん CELLO PASTA
 これはうどん?アルデンテって知ってる・・・?と泣きたくなるような時代に、さっそうと登場したのが永康街にあるパスタ屋「CELLO PASTA(チェロパスタ)」。オーナーシェフはオーケストラの主席チェリストを務めていたという、ユニークな経歴をお持ちなんです。

 現在はだいぶ改善されましたが、ほんの数年前まで台湾のパスタは"うどん"状態がデフォルト。わりといい値段のお店でも、パスタはゆですぎ、ふにゃふにゃのうどん状に。芯を残した"アルデンテ"なんて、夢のまた夢だったのです。日本に比べ本場のイタリア料理に馴染みが薄かったため、仕方が無いといえばその通りなのですが、そんな時代に救世主のようにさっそうと現れたのが「CELLO PASTA」。冰館PANAPINA圓融坊といった人気店にも近い永康公園のお隣にあり、店頭の行列に気付かれた方も多いのではないでしょうか。

 オーナーシェフの范宗沛氏は7歳からチェロをはじめ、國家音樂廳交響楽団の主任チェリストまで勤めたという台湾を代表する音楽家。現在も作曲家として活躍中で、日本でもCDが発売されています。范宗沛氏はもともと料理好きで、演奏旅行などでパスタを食べ歩くうちに、ぜひ本物の味を台湾に紹介したいと思い立ち、チェロを看板にした「CELLO PASTA」をオープン。本格的なパスタ料理が学生でも手が届く値段でいただけるとあり、たちまち行列ができる人気店になりました。

 注文方法は少し変わっており、お客はまずカウンターで料理を注文。次にスタッフにより2軒隣にある客席に案内され、テーブルで精算を行います。ピーク時にはカウンターと客席の間の細い道をお客とスタッフが行ったり来たりで大忙しですが、厨房入り口が定位置のマスコット犬を踏まないようにご用心。水などはセルフサービスで、トイレも永康公園のものを利用しなくてはいけませんが、インテリアなどのコストを抑えているだけあり、料理はいずれも100元台とは思えないほどのハイクオリティ。パスタは芯をしっかり残しながらも弾力充分。サラダは盛り付けも美しく、デザートのケーキはとろけるよう。

 パスタメニューは8種類ほどあり定期的に変わりますが、個人的には季節の野菜をたっぷりいただけるベジタリアンパスタ(四季彩蔬)をオススメ。パスタ料理は麺を選ぶことができ、リングィーネの場合160〜180元、80元の追加で手作りのフィットチーネに変えられます。スープやサラダとセットにすることもできますが、パスタだけでもボリューム充分ですので、お腹のすき具合と相談して注文してくださいね。

【CELLO PASTA(騎樓義大利麺)】
住所:台北市永康街31巷14號
電話:(02)2392-1626
営業時間:12:00-14:00 / 17:10-21:00
定休日:月曜日
交通:MRT中正紀念堂駅より徒歩15分
※台北市復南路260巷24號(MRT國父紀念館駅近所)に二号店もあります。

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