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台北日和

2007年2月26日

2007年一般家庭のお正月と年菜(台北編)
 9連休の長い旧正月があけ、真っ赤なお正月飾りであふれていた台北の街も、ぼちぼちランタンフェスティバル用の飾りにとって変わりつつある今日この頃。その余韻を楽しみつつ、台北のお正月(旧正月)を振り返ってみました。

 大晦日(2007年は2月17日)は台湾人にとって、1年で一番大事な一家団欒の日。家族一同が集まって仲良く1年の最後の夕食「年菜」を食べる日で、今時の若者でも「今日は早く帰ってみんなで年菜食べなきゃ。」と、いそいそと帰宅するほど。日本のおせち料理にもあたるこの年菜、最近ではレストランや高級ホテルで食べたり、事前予約しておいたレストランやデパートで出来合いのものを購入して我が家でいただく、というスタイルも随分と多くなりました。

 台北遊透隊「迪化街徹底攻略ガイド」でもご紹介したように、日本のおせち同様、台湾の年菜にも縁起の良い食べ物がオンパレードなわけですが、その全てを一般家庭で全て用意するというのはなかなか大変なもの。加えて昨今のヘルシー指向も後押しをし、昔ながらの風習を守る縁起物は、食卓を飾る必要最低限にといった感じになりつつあるようです。

 台北の記者宅でも、肩肘張らず自分達の好きなご馳走をいただきましょう〜とゆるゆるな雰囲気の中、食卓には大根餅や豚肉料理に替わり、寿司や刺身、カニ鍋などが並びました。あまり年菜とは関係ないのですが、おめでたい席などによく出されるナマコやアワビ、フカヒレといった高級乾物をじっくり煮込んだ「佛跳牆(お坊さんのぶっ飛びスープ)」も「壷がないから、深皿なんだけどネ。」というご愛嬌と共に食卓を飾ります。

 こう書くと縁起物食材が少ないように思える食卓ですが、ちゃーんとありました。カニ鍋の中には、食べると金運が良くなるといわれる水餃子がどっさり。そして「年年有餘(余るようにお金が入ってきますように)」の「餘(ユィ)」の発音とかけた「魚(ユィ)料理」には、鮎の姿焼きがたっぷり。もちろん昨年と同じく、魚はちゃんと残しましたよ。他にも「年年高昇(ネェンネェンガオシェン:年々より良い年になりますように)」と同じ発音の台湾風お餅「年(ネェンガオ)」をお土産にいただいたりと、やっぱり縁起物はまだまだ健在の年菜でした。

 ご馳走でお腹が一杯になったあとには、外に出て爆竹や花火を楽しむ親子連れの姿が・・・。台北市政府の規制により随分と数は少なくなったというものの、やはり市内のあちらこちらで賑やかな炸裂音が夜空に響き渡ります。そして聞こえてくるジャラジャラジャラ・・・というお馴染みの音。そうマージャンです。日本とは一味違う台湾麻將(麻雀:マージャン)については、また後日。

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