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台北日和

2007年2月16日

桜と椿が見ごろです 陽明山花卉試驗中心
 春節(旧正月)まであとわずか。陽明山ではピンクの寒緋桜が見ごろを迎え、新春にふさわしい華やかな景色が広がっています。しかしその隣では椿が満開、キンモクセイにアヤメも咲いていますよ・・

 亜熱帯の台湾と日本では植物の種類が同じでも、花開くシーズンはもちろん違います。それは頭ではわかっているんですが、例えば秋の花が初春に咲いているのを見ると、なにかおかしさを感じてしまいます。先日「2007台北花季(台北フラワー・フェスティバル)」の一環として開催された「台北茶花展(台北椿展)」を目当てに花卉試驗中心を訪れたのですが、まず出迎えてくれたのは満開の桜並木。寒緋桜という品種で花は小ぶり、日本では一般的な染井吉野のような華やかさはないのですが、濃いピンク色が情熱的な台湾の人たちにぴったりだと思いませんか?

 花卉試驗中心は政府系の花卉園芸学の研究機関で、陽明山の山中にあります。夏でも涼しい気候が植物の育成に向いているのか、椿をはじめ、バラ、染井吉野、八重桜、黒松などの試験栽培を行っており、自由に参観することもできます。なんだ珍しくない品種ばかりじゃないかと思われるかもしれませんが、台湾ではこれらの植物を自然の中で見ることはまずありえず、とっても貴重な植物ばかりなんです。そのため椿展の会場も園芸ファンや、大きなカメラを持った人たちでいっぱい。この品種は初めて見たわ、家で栽培は難しいかしら・・と、みなさん、熱心に情報交換をしていましたよ。

 試験場の内部は自由に見学することができ、桜の下で変身写真を撮っているカップルも。良い香りにつられて歩いてみると、森の中に満開のキンモクセイを発見。春の桜に秋のキンモクセイとは面白いと思っていると、お次に出会ったのはアヤメ。梅雨の時期に美しく咲くんですよね。桃の花もさりげなく咲いていたりと、いったい今は何月だっけと頭が軽く酩酊状態になってしまいました。

 2月20日からは「2007陽明山花季(フラワー・フェスティバル)」もスタートし、花卉試驗中心、士林官邸をはじめ、市内7ヶ所の会場で桜をはじめとする春の花が観賞できるほか、陽明公園では夜間開放が実施され、夜9時まで夜桜やライトアップされた噴水ショーを楽しむことができます。3月からは染井吉野も咲きはじめますので、台北で一足早いお花見としゃれ込んでみませんか?

【陽明山花卉試驗中心】
住所:台北市仰コ大道4段175巷32號
開園時間:8:00〜17:00
交通:MRT士林駅より車で約15分
2007陽明山花季:
http://www.104net.net/2006taipeilife/chinese/
flowers/yangmingshan.htm

※旧正月のため台北日和の更新をお休みさせていただきます。次回の更新は2月26日を予定しています。

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