旅々台北.com
台北日和

2007年1月17日

西門地下街
 市内観光には欠かせない存在であるMRT。目的地の近くまで安く早くたどり着けるだけではなく、台北地下街台北駅前地下街など駅と繋がっている地下街でショッピングを楽しむこともできます。前述した以外にも地下街といえば中山地下街や、まだ新しい龍山寺地下街がありますが、他にMRT西門駅にも実は地下街があります。

 MRT西門駅がある萬華エリアは、古くから台北の中心として発展してきた場所。中でも西門町は、映画館やお店、歴史ある建築物が並び、昼といわず夜といわず賑わっています。それほど活気にあるエリアに直結するMRT西門駅は、当然利用客も多く、地下街を併設するのに充分な根拠があります。ですが、最初の段落に「実は地下街があります」などと書いたのは、多くの人が単なる駅への地下道としてしか使わないほどに、活用されていない地下街なのです。

 地下街がある場所は、MRT西門駅構内から改札を出て北へ、駅の北端からのびる地下通路を通り、数分の場所です。地下街の長さは200メートルほどで、規模は今までご紹介したどの地下街よりも小さいです。お店が入れる場所は7箇所ありますが、現在は台北市立図書館が「西門智慧圖書館(西門インテリジェンスライブラリー)」と銘打った無人図書館を置いているのみです。この無人図書館は、RFIDと呼ばれる貸し出しカードを持っている人なら自由に出入りでき、また本の返却も無人で行える設備が整っています。それ以外の場所はシャッターが下りた状態で、さながら深夜の商店街や地下道を歩いているような静けさ。地上の賑やかさとのギャップに驚きます。

この地下街が活用されていない理由は、地下街の場所が駅から離れすぎていることや、地上出入り口が中華路の東側にしかなく(賑やかなエリアは、中華路の西側)そのため駅へ行くための通り道に使われにくい、などがあるようです。現状で盛況させるのはなかなか難しそうです。

【西門地下街】
交通:MRT西門町より徒歩数分

[バックナンバー]