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台北日和

2006年10月20日

新竹 香菜と水飴の幸福な出会い・・?
 新竹城隍廟前の屋台街で、名物のビーフンを堪能。さてデザートでもと廟外のお店を冷やかしていると、水飴とピーナッツのお菓子屋台を発見。日本のお祭りでも似たようなのがあるよね・・と近寄ったところ、上に乗せられた緑の物体は・・・香菜??

 香菜(シャンツアイ)といえば、台湾をはじめとする中華圏、またタイやベトナムなどの東南アジアでは欠かせない野菜です。セリ科の1年草で、コリアンダーやパクチーなどの別名でもおなじみですね。日本で言えばネギの存在にあたり、料理の仕上げに必須の薬味で、台湾では市場で肉や野菜を買うと、おまけにつけてくれるほどのポピュラーな存在です。しかしその独特な香りにより、病み付きになる人と、名前を聞くのすら嫌いな人にキッパリと分かれるのも事実で、台湾に旅行にきたものの香菜攻勢に叩きのめされ、ファーストフードにしか入れなくなった人もいるほど。ちなみに北京語で「香菜はいりません」は「我不要香菜(ウォプーヤオシャンツアイ)」ですので、苦手な方はメモしておいてくださいね。

 さて、香菜は麺やお粥、煮物の仕上げに散らすとおいしいものですが、台湾ではとにかく何にでも香菜を入れたがるため、油断していると組み合わせの妙に不意打ちをくらうこともあります。香菜好きを公言してはばからない記者が、ひさびさにやられた・・と思ったのが、城隍廟の外で発見した「水飴とピーナッツ粉&香菜」のお菓子。大きなカタマリから水飴を器用に伸ばし、薄いモナカの上に乗せます。そこにピーナツ粉をまぶしてくれるのですが、最後に乗せている緑の野菜は・・間違うことなく香菜です。しかも新鮮で、いかにも味も濃厚そうです。日本語堪能なおばちゃんが「おいしいわよ!」と力説してくれるので、新しいおいしさの世界が広がるかと買ってみたものの、すみません、正直に白状します。水飴と香菜は全くマッチしません。水飴とピーナツ粉で充分においしいのに、なぜここに香菜を入れるのかと。香菜がみずみずしい分、よけいに苦いじゃないかと声を大にして言いたいのですが、屋台を眺めていると香菜入りと抜きを買っていく人の割合は50:50。どうやら台湾の半数の人は、この味がお好きなようでございます。

 ちなみに旅々台北.comスタッフにこのお菓子のことを聞いても、みな見たことがないとのこと。もしかすると、この屋台のオリジナルレシピかもしれませんね。未知なる味の体験をなさりたい方は、ぜひお試しを!

【香菜と水飴のお菓子屋台】
住所:新竹市中山路75号城隍廟 東門街出入り口付近
価格:1個15元
※お店の性格上、常に出店しているわけではありませんのでご了承を

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