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台北日和

2006年10月19日

新竹 城隍廟でビーフンを食す

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 新竹名物と言えば、ハイテク、ガラス、そしてビーフン(米粉)!定休日に泣いた2年前のリベンジも兼ねて、新竹をぐるり散歩して参りましたよ。

 新竹と言えばシリコンバレーと、ハイテク都市の印象が強いのですが、実は比較的早くから入植が進んだ地域でもあり、すでに18世紀はじめには清政府により城が築かれていたほど。その時代に造られた東門城(迎曦門)は、今でも街のシンボルとして愛されています。古いお寺や廟も多く、その中でも1747年に建立された城隍廟は、司法を司る城隍爺をお祭りしており、ここ260年の間、お線香の煙が絶えたことがありません。壮麗な建物は三級古跡にも指定されています。

 しかし城隍廟の名を全国に知らしめているのは、門前の屋台街です。ここは士林夜市の美食広場?と勘違いしてしまいそうなほど、屋台がぎっちりと密集しており、その熱気にお参りも忘れてしまいそう。新竹を代表する老舗が軒を連ねる中、ビーフンならここで食べなきゃと言われているのが、創業100年と言われる「阿城號米粉」です。堂々たる老舗なのですが、お店には意気込んだ雰囲気は微塵もなく、有名人との記念写真が飾っていなければ、他のお店と間違えてしまいそうな、さりげないたたずまい。メニューも炒米粉(30元)に炒麺(30元)、スープ数種類(30元)などと極めてシンプルです。しかし、この炒米粉がとにかく、うまいんですよ!ビーフンをモヤシやひき肉と炒めて、ソースをかけただけなのですが、ビーフンのこしがしっかりしており、噛めば噛むほど旨みがじわり。喉越しもよく、山盛りのビーフンが、一瞬にしてお腹におさまってしまいました。台湾各地でおいしいビーフンを味わってきましたが、やはり老舗の味は違うと、素直に称えたくなる美味でしたよ。スープは魚団子と大根入りをオーダー。さっぱりした味わいが、ビーフンとベストマッチでした。

 城隍廟の境内、またお寺の周辺にもビーフンをはじめとする屋台が集まっていますので、食べ比べをしてみてもおもしろいかもしれませんね。ところで、お寺の外で購入したお菓子がちょっとすごかったのですが、そちらはまた明日のご紹介〜。

【阿城號米粉】
住所:新竹市中山路75号(城隍廟境内の小吃街)
電話番号:(03)528-4517
営業時間:6:30−22:00
交通:新竹駅より徒歩10分
定休日:不定期

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