2006年10月12日 |
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| なにはともあれバーベキュー in中秋節 | ||
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中秋節の必須アイテムといえば、月餅、文旦、そしてバーベキュー。この日の夜は全国のいたるところで肉を焼く煙がのぼり、せっかくの満月が曇っちゃうのではないかという冗談まで飛び出すほどなんです。 なぜ中秋節の晩にバーベキューなのかという、はっきりとした理由は無いようで、周囲に聞いても「10年ほど前からなんとなくはじめた」と言うばかり。バレンタインと同じように企業の戦略が裏にはあるのでしょうが、秋の涼しい夜に、外でバーベキューを楽しむのはなかなかオツなもの。家族や友達でワイワイ楽しめるのも、台湾の人の性にあっているんでしょうね。政府も積極的に推進しており、中秋節の夜には通常は火気厳禁の公園がバーベキュー会場として開放されたり、住民にバーベキューセットを無料配布する自治体もあるんですよ。 ところで台湾のバーベキューはいたってシンプル。スーパーや雑貨店で簡易バーベキューセット(60〜120元)と炭、そしてたれに漬け込んだ肉や魚、ソーセージなどを購入し、網でひたすら焼いて食べるだけ。練り物や、なぜか食パンも人気食材ですが、焼おにぎりの習慣は無いようです。バーベキューと聞くと、鉄串に彩りよく刺された肉や野菜を思い浮かべますが、そんな工夫は一切無しのシンプルイズザベスト。バーベキューと言うよりも、焼肉大会じゃないか・・という疑問が浮かびます。会場も公園やマンションの中庭などの近場がメインで、家のすぐ前の歩道で堂々と肉を焼く横着なグループも。バーベキューセットは地面に直接置くタイプが多いため、椅子を用意していない場合は、どうしてもヤンキー座りで網を囲むことになってしまいます。車を避けてか、街灯の光が届かないような道の隅っこでバーベキューをするグループもあり、暗闇にしゃがみこむ人々に、うわ、こんなところに人が!と、ぎょっとすることも。 ところで、もうひとつの名物である文旦ですが、台湾の飼い猫の85%がやられていると思われるのが“文旦の皮帽子”。大きなものでは幼児の頭ぐらいある文旦ですので、かぶったり、かぶらせたりしたくなるのが、サガというものでしょう。台湾の子供も必ず一度はかぶっているという説もあり、ちょうど来台していたイタリアの著名声楽家も、しっかりとかぶっている写真が新聞に掲載されていましたよ。静かに満月を愛でるのとはほど遠い台湾の中秋節ですが、やっと涼しくなった夜を楽しもうと言う意味合いもあるのでしょうね。来年の中秋節には、ぜひ皆様も台湾式バーベキューに挑戦してみてはいかがでしょう? |
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