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台北日和 2006年9月29日
コテコテVSスタイリッシュ 月餅今昔
 10月6日の中秋節に向け、家庭に職場にと月餅の山が出来る季節の到来です。最近の月餅はシックな色合いの上品な包装が主流なのですが、その流れに逆行するコテコテ月餅も発見しましたよ。

 この時期のTABITABI-TAIPEI NEWSのページをご覧いただければ一目瞭然のように、最近はすっきりスタイリッシュな包装で、話題性のある中身で勝負!の月餅が主流です。月餅の多様さは年々ヒートアップしており、熱門特集でご紹介した「白菜キムチ月餅」のように、「おお!こんなものまで月餅に!」という驚きが味わえるのもまた一興と言えましょう。

 スタイリッシュ系代表としてご紹介するのが、台湾スターバックスのオリジナル月餅。今年はなんと濃厚なアイスをチョコでくるんだ「アイス月餅(1,350元 6個入り)」が発売されました。シックなこげ茶色の飾り箱に、まるでジュエリーのように鎮座するアイス月餅は中華伝統菓子というより、一流パティシエの手により生み出された高級スイーツそのものです。どのあたりが月餅なんだ、というささやかなギモンはさておき、月餅もお洒落に進化したものよ、と感慨深い逸品です。

 対して、時代の流れに逆行するコテコテ月餅代表は、伝統的な台湾料理が楽しめる「阿美飯店」と「好記担仔麺」がプロデュースする「古早味 好記月餅(600元 8個入り)」。龍の刺繍をプリントしたブルーのベースに、ピンクの桃柄や祝いの文字が極彩色でプリントされた箱は、一目みただけで忘れられないインパクトの強さ。その箱の中には、これまた鹿だの神様だの肉だのといったレトロなイラスト付き包装紙にくるまれた月餅が8個鎮座していて、その間には、ご丁寧に赤や黄色のセロハンパッキンが詰められています。

 めでたさ全開のこのパッケージ、聞くところによると、今から30年くらい前の台湾ではこんな月餅が一般的だったそう。スタイリッシュ月餅だらけな昨今だからこそ、このレトロでキッチュなコテコテ月餅がかえって輝いて見えました。台湾らしいパッケージは、在住邦人にも大うけで、日本へのお土産にもお勧めですよ!

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