| 2006年9月22日 | ||
| 西洋教育発祥の地 牛津学堂 | ||
|
名所旧跡が多い淡水には、"台湾初"がもりだくさん。本日ご紹介の「牛津学堂」は、台湾ではじめて西洋教育が行われた学校です。お隣には女子教育の発祥地もありますよ。 淡水を代表する史跡の紅毛城。その前の急な坂道を登った先の真理大学構内に、小さなレンガ造りの建物があります。こちらが「牛津学堂(理学堂大書院)」で、カナダ出身の宣教師であり、教育者でもあったジョージ・レスリー・マッカイ博士が1880年に設立した、台湾初の西洋教育の学校です。 美しい庭園に囲まれた赤レンガの建物は、ヨーロッパの小さな教会のようですが、よーく見ると屋根の葺き方や、レンガの組み方が台湾式。建物全体も中庭を建物で囲んだ、台湾の伝統的な四合院住宅様式になっています。牛津学堂の設計は博士自らが担当したそうですが、西洋建築なんて見たこともない大工さんは、設計図を見せられてもちんぷんかんぷん。その結果、西洋と台湾がミックスされた、ユニークなデザインが完成したのかもしれませんね。ちなみに英語名はOxford
Collegeですが、博士の故郷がカナダのオックスフォード村で、設立時に寄付を募ったことからその名がついたそう。著名なオックスフォード大学とは関係がないそうです。現在は2級古跡に指定され、マッカイ博士の資料館として一般解放されていますが、土日はお休みなのが観光客にはちょっと不便。そんな時にはお隣の淡江中学の敷地内にある、「婦學堂」を改築した資料館が土曜日もオープンしているのでお勧めです。「婦學堂」はマッカイ博士の家族や女性宣教師によって設立された女子教育の場で、同じく台湾初。はじめての「母親学級」も話題になったそうですよ。 「婦學堂」は撮影不可のため写真はありませんが、マッカイ博士と家族の写真や遺品、戦前の淡水の写真などもあり、小さな資料館ではあるものの、興味深い展示物がもりだくさんです。以前もお伝えしましたが、淡江中学は著名人の出身者も多く、その二大巨頭ともいえるのが李登輝前総統と、JAY。資料館の受付でも、JAYの曲がエンドレスで流されていましたよ。 「牛津学堂」「婦學堂」ともに参観は自由ですが、学校の敷地内にありますので、礼節をお忘れなく。また校門を入る時には、守衛さんに一言断ってくださいね。 【牛津学堂】 住所:台北県淡水鎮真理街32号 【淡江中學】 住所:台北県淡水鎮真理街26號 交通は共にMRT淡水駅より徒歩約20分 |
![]() |
|
![]() |
[バックナンバー] |