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台北日和 2006年9月19日
ところ変われば中身も変わる 大判焼き

左から「菜脯」「小豆」「クリーム」
 日本では、デパートの地下や街角などで見かける「大判焼」。今川焼とも回転焼とも言いますが、どこからどう伝わったのか、ここ台湾にも同じものがあります。名前を「車輪餅」といいます。人の集まる場所では、屋台などで作られているのを見かけるのですが、日本のものとは少し違うようです。

 この「車輪餅」、どこがどう日本のものと違うかというと、中に入っているもののバリエーションが台湾ならではの具材となっているのです。

 今回見つけた光華商場近くの八徳路の屋台では、「紅豆(小豆)」「[女乃]油(クリーム)」という一般的なもののほかに、「菜脯」や「高麗菜」といった見慣れない文字のもの、合計4種類のメニューから選べます。一個10元です。

 それぞれのメニューを紹介しますと、「紅豆」は小豆餡入り、「[女乃]油」はクリーム(クリームパンの中身のような)が入っています。このあたりまでは、日本でも普通に見かけられるものです。「菜脯」というのは、切り干し大根に塩辛く味をつけた漬物のようなもので、お弁当などに付いたりする台湾では一般的なものです。「高麗菜」は、キャベツのことです。

 「紅豆」と「[女乃]油」は、いたって普通の味でしたので、特筆するほどでもないのですが、「菜脯」は、前述の2つと違い一気に主食系の味わいです。ぽりぽりとした食感とほどよい塩加減が食欲をそそり、もともとお菓子と思わなければまったく問題ない味です。肉無しの肉まんのような(?)感じといったらわかるでしょうか。

 「高麗菜」は、残念ながらタネが切れているらしく、今回は食べることができませんでした。きっとお好み焼きのような味なのだろうとは思うのですが、これは機会を見て再度チャレンジしたいと思います。

 ところ変われば中身が変わる大判焼、変わった中身を見かけたらチャレンジしてみてはいかがでしょう。

【大判焼屋台】
夜市や、人の多く集まる場所などに見られます。
※屋台という性質上、いつでも出店しているというわけではありません。

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