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台北日和 2006年9月5日
日本人にまずい和食が出せるか 大戸屋

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 オフィスの近くに「大戸屋」が出来ると聞いて、旅々台北日本人スタッフたちは大喜び。もちろん本場中華料理はとっても美味しいです。でも私たちも日本人。幼い頃から慣れ親しんだ日本の味がふと懐かしくなることもあるんですよ。

 2006年7月15日、定食チェーン店「大戸屋」がオープンしたのは日本人宿泊客の多い燦路都飯店(ホテルサンルート台北)の地下。中山駅そば「衣蝶(IDEE)」地下に、5月1日にオープンした1号店の好評を受け、台湾2軒目の「大戸屋」となりました。

 今回取材にお伺いした際、まず最初に見せていただいた会社案内にびっくり仰天。表紙になぐり書きのような巨大文字で「バカヤロー!!」と。しかしその横に「日本人にまずい和食が出せるか!」と、同店のコンセプトがしっかりと出ていて、思わずうなってしまいました。

 「大戸屋」のコダワリはまさにこの言葉通りで、日本の家庭料理がテーマである以上、台湾でも日本と変わらない味を提供することに注力していると、数々のコダワリを話してくれたのが、亀山総括店主。亀山さんはタイで大戸屋の立ち上げ成功後、日本に1週間帰国しただけですぐ台湾にやってきたのだとか・・・。この仕事が大好きだというコダワリの笑顔のなんとまぶしいこと。

炭火焼きしまほっけ定食
めかぶとろろのまぐろ漬け丼と
板そばセット
 今回注文したのは、台湾人にも人気が高いという「炭火焼きしまほっけ定食」(270元)と「めかぶとろろのまぐろ漬け丼と板そばセット」(260元)の2品。箸先で簡単に身のほぐれる焼き魚の身を口に運び、柔らかなゆげの立ち上るご飯をほおばり、辛すぎない大根おろしをつまむと、口の中は完全に和の心持ち。自然と笑顔のこぼれる安心感とでも表現すればいいのでしょうか。思わず口一杯にほおばってしまう幸せを感じてしまいました。

 もちろん日本在住の方には当たり前のことなのでしょうが、日式料理という名の和食風料理が大半の台湾において、この小さな心配りと確かなコダワリが、うれしくなってしまうのです。

 ちなみに9月29日には微風広場(Breeze Center)内に3号店が、そして12月にも4号店がオープン予定だとか。また、11月にはグランドメニューの見直しとともに、季節限定商品やオススメ商品などの開始も予定されているそう。

 日本の定食文化が、台湾にどれだけ根付いていくのか、これからがとても楽しみですね。

【大戸屋(民権東路店)】
住所:台北市民權東路一段9號B1(燦路都飯店B1)
電話番号:(02)2595-8663
営業時間:
(ビュッフェ)7:00-10:00
(ごはん処)11:30-14:30/17:00-22:00
定休日:無
交通:MRT民権西路駅から徒歩約6分
※民権東路店ではアルコール類の提供も行われています。

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