| 2006年8月9日 | ||
| 鬼の月 | ||
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旧暦の7月15日に当たる新暦の8月8日は、去年・一昨年とご紹介したように中元節の大事な行事、拝拝の日でした。今回は拝拝メインではなく、旧暦7月の別称“鬼月”についてご紹介します。 “鬼月”の鬼とは、赤鬼青鬼の鬼ではなく、日本で言えば「霊」にあたる存在。旧暦7月は、あの世の門が開き、その鬼たちが現世に戻ってきる時期です。帰ってくるのは、自分たちのご先祖さまだけではなく、悪い鬼たちももれなくやってくるため、それらを鎮めるため拝拝の儀式を行います。鬼月には、15日の拝拝以外にも行事が行われていて、基隆の「基隆中元祭はそんな中でも大変有名なものです。悪い鬼とは、無縁仏や無念に亡くなった人の霊のこと。悪い鬼は、自分の身代わりに現世の人をあの世に引き込むことによって、生き返ることができるとされているため、現世でいろいろと悪さをするようです。そのため鬼月の間は、「引越し」「結婚」「お店を開く」など新しいことや、家や車など大きな買い物を控えるように、と言われています。「水に入らないように」とも言われ、このあたりは日本のお盆にも海水浴を控えるように、と言われていることに似ていますね。 実際に台湾では、鬼月の間に建物の建設がストップしたりお店の開店を見合わせたりすることがあるようです。ただ、時期的にどうしてもお店を開かなくてはならない、といった場合には、プレオープンにして開店すればOKというなんとも台湾っぽい裏技があるみたいです。 そんな鬼月を平穏無事に送るには、書いたように新しいことや大きな買い物を控えて静かに過ごせばいいのですが、それでも心配な方は、お守りを持っておくのもいいでしょう。鬼たちは、さびた鉄を恐れるとされているそうなので、古釘(古釘自体なかなか見かけませんが・・)などをお守りにすればいいそうですよ。 【鬼月】 旧暦7月の1ヶ月間が鬼月にあたります。 旧暦では実際の季節との誤差を調整するために13ヶ月目の閏月を設けます。今年は、その閏月が設けられ鬼月が2ヶ月間(7月25日〜9月21日まで)続きます。 |
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