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台北日和 2006年8月4日
冷やし台湾はじめました? 進化系涼麺屋
 「冷やし中華はじめました」というポスターがあちこちで貼られるこの季節、台湾でも冷たい麺が恋しくなります。冷やし中華ならぬ“冷やし台湾”とでも呼びたいのが、晴光市場にある屋台の涼麺。具もたっぷり、味つけもバリエーション豊かな進化系です。

 日本にあって中華圏には無いといわれる中華料理といえば、中華丼に天津丼、名古屋の台湾ラーメンもそうですし、広東麺に、ラーメンも。そして“冷やし中華”もございません。“涼麺”というスープ無し麺もあるのですが麺の温度は常温に近く、スープあり麺に比べると冷たいかな?という程度。日本の冷やし中華のように麺をきっちり冷やし、キュウリやハムなどの具を乗せるような麺は存在しないのです。

 と、書きつつも、そこは日進月歩の台湾。日本の冷やし中華ってのがうまいらしい、と聞けばさっそく研究し、台湾バージョンを食べさせてくれるお店も出てきました。その中でも、ランチタイムには行列ができる人気店が、晴光市場雙城街の交差点付近にある、その名も「冷麺屋」屋台です。

 このお店の人気の理由は、なんといっても、たれバリエーションの豊かさ。涼麺といえばゴマだれが定番で、一般の店ですとそれに唐辛子味噌が加わるぐらいのもの。しかし「冷麺屋」ではその二種類に加え、「日式和風」「日式沙拉(サラダ)」「韓式泡菜(韓国風キムチ)」「泰式酸辛(タイ式スパイシー)」の合計六種類が準備されており、その日の気分によって選べるうれしさが。また麺の上にはキュウリ、ハム、ニンジンの千切り、ミニトマト、半熟卵がたんまりと乗せられており、目にもあざやか、がぜん食欲をそそります。そしてこのとろとろ半熟卵が、うまいんですよ・・・。

 外のお店で冷たい麺なんて・・と心配されるかもしれませんが、屋台には冷却装置が内蔵されており、しっかりと温度管理がされているのでご安心を。麺はほどよく冷え、固まることもございません。この季節のオススメは、「泰式酸辛(タイ式スパイシー)」。暑さで食欲がない時でも、甘辛いたれを麺にかけ、新鮮なレモンをぎゅっとしぼると、その香りに誘惑されてつい箸を伸ばしちゃうことでしょう。進化系の涼麺を、ぜひお試しあれ!

【涼麺屋】
住所:台北市雙城街(晴光市場との交差点付近)
電話:(02)2595-5826
営業時間:12時〜20時ぐらい
定休日:不定期
価格:一律50元

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