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台北日和 2006年6月20日
第1回台日文化観光祭
 孫悟空が飛ぶ!原住民が踊る!皿も回れば壺も回ると、台湾芸能のエキスがぎゅっと詰まった文化祭が開催されました。日本からも能楽や民謡が参加。華やかな舞台はヤミツキになりそうな魅力がありますよ。

 このイベントの正式名称は「第1回台日文化観光祭 〜麗しき台湾へようこそ〜」。日本の大手旅行会社各社、主要航空会社などで組織された実行委員会による主催で、台湾観光局も協賛しています。台湾、日本の伝統文化を紹介しあうことを目的にしているのですが、会場が台北だけあり今回のプログラムは台湾雑技や京劇、獅子舞、原住民のダンスなど、台湾側の芸能がメイン。日本からは日本舞踊や山形の花笠踊り、能楽師が参加しました。会場は台北探索館などが入居する、台北市政府近くの新舞台。6月17、18日の2日間で合計4回の公演があり、日本からのツアーで参加したお客さんが多かったようです。

 約1時間40分の公演は、今回のテーマソングとして創作された「海のシルクロード NARUWAN」の演奏でスタート。深い青を背景にした舞台にレーザー光線が飛び交い、海の底にいるような静かな気分になります。しかし台湾雑技がはじまると、舞台は華やかに一転。色鮮やかな衣装をつけた國立台湾戯曲専科門学校の団員たちが舞台狭しと動き回り、傘を、壺を、テーブルをくるくる回したかと思えば、お次は原住民の衣装をまとった屈強な男たちが、火の輪くぐりを披露。椅子を天井近くまで積み上げその上で逆立ちという、見るほうが緊張してしまいそうなハイレベルな技も披露してくれます。

 原住民の歌や踊りにうっとりした後は、出雲の阿国をテーマにした日本舞踊と花笠踊りに望郷の念をかきたてられ、タイ舞踊の後には、京劇「西遊記・猿王」がスタート。一番華やかな立会いの場面を抜粋したというだけあり、孫悟空とその配下の猿たちが、豪奢に着飾った敵役が戦う様子は迫力満点です。しかし京劇をはじめ、いずれのプログラムも短めで、あぁもっと見ていたい・・と思ったところで終了なのです。その物足りなさが、観客を自ら劇場へ足を運ばせるきっかけとなるのでしょうね。

 各プログラムの前にはその芸能の歴史や由縁が日本語、中国語で解説され、より楽しくなること間違い無し。日本の民謡が台湾原住民のメロディの影響を受けているなんて、ご存知でした?文化祭は来年も開催予定だそうですが、それまで我慢できないという方は台北戲棚(タイペイ・アイ)をお勧め。台湾の伝統芸能の奥深さに、心を躍らせてみてくださいね。

【第1回台日文化観光祭】
開催日:2006年6月17、18日(終了しました)
会場:台北市新舞台
交通:MRT台電大樓駅より徒歩10分
入場などに関しましては、台日文化観光祭実行委員会までお問い合わせください。
お問い合わせアドレス:miki.k@tw.jtbasia.com

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