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台北日和 2006年6月2日
場所それぞれ トマトの食べ方
 台湾の南部を代表する都市「高雄」。以前「地方それぞれの味 青いマンゴーの食べ方」で紹介したように、同じ食べ物でも場所が違えば食べ方が違うということを、高雄では実際に体験できます。

 「高雄 犬猫旗津」や「高雄 旗津の人気屋台 番薯椪」で紹介した、高雄市側鼓山の渡船場からフェリーを使って5分フェリーで約5分のところにある「旗津」。高雄市中心部は、高層ビルなどが立ち並び都会といった趣ですが、ここ旗津まで来ると、のんびりまったりとした空気がただよっています。

 港から海岸までの大通りには、海に面した場所ならではの海産物がならんだお店や、臭豆腐などに代表される台湾小吃の屋台も立ち並び、なかなかの賑わいです。そんな中、新鮮なトマトをはじめ果物などが並んだ屋台を発見。野菜や果物が山積みになっている屋台は、台北でもよく見かけるおなじみのものですが、ここのイチオシメニューは「蕃茄切盤」、どうやらカットしたトマトのようです。ケース内に並んだつやつやのトマトがとてもおいしそうです。

 さっそく席に着き一皿注文してみることに。このカットトマト、値段が書いてある看板には、正式名称(?)は「古早味沾醤 蕃茄切盤」と書かれています。「蕃茄切盤」というのは、カットトマトのことですが、「古早味沾醤」というのは、直訳すると「なつかし味ソース」といったところでしょうか。さて、「なつかし味ソース」とは何なのか?

 注文後しばらくすると、お皿いっぱいに盛られた新鮮なカットトマトがやってきました。それと一緒に小皿に醤油となにか白い粉が一緒に入ったものが。トマトをこのソースに付けて食べる、これが「古早味沾醤 蕃茄切盤」ということのようです。ソースに入っているのは、甘めの醤油に粉砂糖とおろしたショウガ、それをかき混ぜカットトマトにつけいただきます。気になるお味のほうは、新鮮なトマトの酸味+甘いソースでなんともまろやか、というか普段からトマトは何もつけないか、ドレッシングなどで食べる自分としては、なんとも不思議な味でした。地方ならではの味をその場所で楽しむ、ある意味旅の醍醐味ともいえる体験ですね。

【古早味沾醤 蕃茄切盤】
住所:高雄市旗津の天后宮周辺
価格:一皿20元

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