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台北日和 2006年5月25日
●嶺街古本アイデア市
 かつて古本街として賑わった●嶺街で、古本&手作りグッズマーケットが開催されました。意外な掘り出し物が期待できちゃうこのフェア、財布のヒモがゆるむこと間違いありません。

 エドワード・ヤンの映画「●嶺街少年殺人事件」で、いちやく有名になった●嶺街があるのは、中正紀念堂から歩いて徒歩10分ほどの住宅街。1960〜70年代は古本屋街として栄えていたそうですが、最近ではほとんどが店をたたんでしまい、当時の面影を探すのは難しくなっています。そんな●嶺街をもりあげようと、毎年開催されている「●嶺街書香創意市集(第4回?嶺街古本アイデア市)」は今年で4回目。普段は静かな●嶺街に古本と手作りグッズのブースがずらりと並び、かつての賑わいを取り戻す二日間です。

 当日は●嶺街の南海路と寧波西街に挟まれた一帯が会場となり、南側が古本、北側がグッズ販売エリアに分けられていました。古本エリアでは比較的新しめの本が多く、日本統治時代の資料を・・なんて期待していくと拍子抜けしてしまうかもしれません。それでも本が壁になり、店のシャッターが閉まるのかと心配してしまうような店があったりと、掘り出し物が見つかりそうな雰囲気はバッチリ。日本の映画雑誌「ロードショー」の1979年発売号の束が無造作に置かれていたり、神保町へ持って行ったらいい値がつきそうな絶版文庫本が見つかったりと、時間をかけて本の山を発掘してみる価値は大いにあり。台湾の新刊本を割引価格で購入できるブースもあり、本好きの方はとりあえず要チェックです。

 じっくり本を吟味する人で比較的静かな古本ブースに対し、手作りグッズエリアは大にぎわい。美大の学生や、自分たちのブランドを展開している若手デザイナーたちのブースが100近くも並び、カラフルな作品の渦と売り子の熱気に頭がクラクラしちゃいます。商品も1枚30元のポストカードから、数千元のアクセサリーまでとさまざま。有名デパートに商品を卸している実力派のブースもあり、聞くと、お客さんの直接の反応が見られるから、このようなイベントへの参加は欠かせないそう。いずれも財布を開いて即買いしちゃいそうな、オリジナリティにあふれた作品ばかりで、台湾にも若手デザイナーが着々と育ってきていることが実感できました。最近はこのようなデザイン・フェスタが盛んに開かれており、西門町では毎月開催されているという情報も。6月にはそちらも取材予定ですので、ご期待ください。

 会場では民間療法や影絵、ダンスなどのパフォーマンスなどもあり、お祭りムードも満載です。フリマなどで掘り出し物チェックがお好きな方、次回はぜひ足を運んでみてくださいね。

【●嶺街古本アイデア市】
開催日:2006年5月20、21日(終了しました)
会場:台北市●嶺街
開催事務局HP:http://blog.yam.com/nanhai

※●は牛へんに古

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