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台北日和 2006年5月23日
夏の日本酒まつり in 台北
 味だけではなく、造り手の技と心も伝えたい。そんな熱い思いが伝わってくる、日本酒の試飲会が台北で開催されました。自慢の酒と共に日本からやってきたのは、こだわりの匠たち6名。台湾の日本酒ファンとの間で、なごやかながら真剣なトークが交わされました。

 台湾のお酒といえば、台湾ビールや紹興酒などが有名ですが、日本統治時代の影響や、池上米をはじめ品質の良いお米が収穫できることもあり、米を原料とする清酒、いわゆる日本酒も根強い人気を持っています。近年は国産ブランドの増加はもちろん、WTO加盟を契機に日本からの輸入も急増。日本酒専門のバーがオープンするほどの勢いなのです。

 香港に拠点を持つ高級スーパーCity Superは、そんな日本酒ブームの立役者。遠企購物中心に台湾一号店を開店させたのは2004年と歴史は浅いのですが、400種類の日本酒を扱う台湾随一の卸元なのです。日本酒をもっと知ってもらおうという啓蒙活動にも力を入れており、大規模な試飲会は今年で3回目。「夏の日本酒まつり in 台北」の会場となった台北遠東國際大飯店の宴会場には、「李白」「南部美人」「出羽鶴」「富久長」「郷乃誉」「天寿」といった、日本酒好きなら喜びで声がうわずってしまいそうな有名蔵元のブースがずらり。社長さんや女将さん、杜氏さんといった、実際に製造にかかわっている方々の話を聞きながら利き酒ができるなんて機会は、台湾ではめったにないチャンスと言えましょう。

 試飲会は一般の方も自由に参加できるのですが、ただ酒が飲めるぞ〜というよりも、日本酒についてもっと知りたいと、真剣な表情で飲み比べているお客さんが多いのが印象的でした。蔵元も普通のご飯、吟醸酒、大吟醸酒の精米歩合が一目でわかるお米のサンプルを用意したり、お酒に対するこだわりを語ったりと、日本酒は単なる飲み物ではなく日本の風土と歴史が生んだ芸術品であることを熱心にPR。お客さんとの間で熱い会話が交わされていました。

 何軒かの蔵元に「台湾料理にあう日本酒」を推薦していただいたのですが、全般的に甘めで油が多い台湾料理には、香り高くフルーティな銘柄がお勧めとのこと。ウチのお酒だったら、どんな料理にも合うよ!という力強いコメントもいただけましたよ。台北では日本酒を置く中華レストランも増えてきているそうで、料理に合わせて日本酒を選ぶのがトレンドになるのかもしれませんね。

【夏の日本酒まつり in 台北】
開催日:2006年5月20日(終了しました)
会場:台北遠東國際大飯店  怡東園ホール
※City Superでは「酒フェアin台湾」を開催中です。
試飲会に参加した蔵元のお酒が購入できますよ。
City Super
住所:台北市敦化南路二段203號 遠企購物中心B1、B2
電話:0809-088-680
HP: http://www.citysuper.com.tw/

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