| 2006年5月11日 | ||
| 台湾現代アートに触れる IT Park(伊通公園) | ||
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台湾へ来ると、どうしても中国の伝統的なデザインの雑貨やチャイナドレスに目がいってしまいがち。しかしながら、台湾現代アートもエネルギッシュ。伊通公園は台湾アーティストの作品に触れることのできるスペースなのです。 伊通公園とはいっても、ここは緑が茂り草花が風でそよぐ憩いの場ではありません。付近には「伊通公園」という名前の本物の公園があり、そこから名前をいただいたそうです。オフィスが集まる南京東路から少し入ったところにあり、看板がない上に(台風で取れてしまってからそのままだとか)、1階には食堂が入っていてギャラリーらしい雰囲気がないため、何も知らなければ確実に見過ごしてしまうのでご注意を。食堂脇にある2階へと続く階段部分のドアには「IT Park」と書いてあり、向かいにはN.Y. Bagels Cafe(伊通店)がありますよ。 1988年、IT Parkは台湾の現代アートに活躍の場を、アーティストたちに表現の場を、というコンセプトの元オープンしました。 商業的採算とは関係なく、2階3階にあるギャラリーでは定期的に台湾アーティストを中心とした個展が開かれています。コンクリートの床に真っ白な壁というシンプルながらスタイリッシュな伊通公園では、不定期ではありますが討論会が開かれ、台北のアーティストたちの熱い交流の場ともなっているのです。訪れた人々がゆっくりできるようにと、3階にはバルコニーと共に、深いブラウンの木製椅子やテーブルが並べられている一角があります。以前はカフェバーだったのですが、集まる人々のアート議論がヒートアップし、収拾がつかなくなることも多々あったことから、惜しまれながらも営業をやめてしまったとか。 開催される個展は大部分が台湾アーティストのものですが、海外のクリエイターたちも個展を開くことがあるそうです。3年ほど前に開かれた日本人アーティストグループによる個展、「ROOM
AIR展」には、著名な日本の現代美術アーティスト、奈良美智氏も参加していたそうですよ。取材したこの日は作家、評論家、そして芸術家としての顔を持つ台湾人アーティスト、謝鴻均氏の個展が開かれていました(※2006年4月15日に終了しました)。現在、5月2日〜20日までは、台北を流れる淡水河沿いを周り、地図を作ろうという趣旨の「淡水河溯河行動」というイベントが開催中です。IT Parkのギャラリーは無料で参観できますが、撮影は禁止されていますのでご注意を。台湾の現代アートに出会える貴重なスペース「IT Park」、台湾の意外な一面が見られるかもしれません。 【伊通公園(IT Park)】 住所:台北市伊通街41号2F 電話番号:(02)2507-7243 開館時間:13:00〜22:00 定休日:日曜日、月曜日 交通:MRT中山駅から徒歩約15分 |
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