旅々台北.com
台北日和 2006年5月10日
ニギヤカなバードストリート 鳥街
 台北唯一のバードストリート。ピチュピチュ、チチチとさぞや優雅なことか、と思いきや、絶え間なく響くピチュピチュといったさえずりに加えギャーギャッギャ!という迫力の声も。

 台北一の名刹、龍山寺があるMRT龍山寺駅から和平西路を東へ進むこと約7分。チュンチュン、ピピピピ、といった絶え間ない小鳥のさえずりが聞こえてくると、そこはもう鳥街です。ちょうど和平西路と昆明街が交わるあたりから中華路まで、およそ200メートルの間、道の両側には、何軒もの鳥屋が立ち並んでいます。

 いたるところに鳥籠が置かれ、鳥そのものはもちろん、飼育用の可愛らしい鳥籠からエサ、水入れなどまで鳥に関するものなら、何でも揃っています。インコに十姉妹、カナリヤに鳩、オウムなどを取り扱うお店がほとんどですが、お店によってはキジやオウムなどの大型鳥ばかりを扱うところもあります。まずは、その小鳥の数に圧倒されてしまうのですが、さすが南国?!大きなくちばしが目印のオオハシや、色鮮やかで声の大きいオウム、それに鳩は鳩でも足の部分に飾り毛がつき、まるでフラメンコでも踊っていそうなダンサブルな鳩までいて、散策しているとちょっぴりバードパーク気分を楽しめるかも。しかしながら、通りのあちこちには、鳥のエサになるのであろう、虫がウニョウニョ、カサカサと箱一杯にむき出しに置いてありますので、苦手な方は注意して歩いてくださいね。

 鳥街では実際に鳥を飼っていない方でも楽しめるポイントがあります。それは、細工の綺麗な鳥籠。主に中国大陸からの輸入ものとのことですが、カナリヤ1羽がぴったりの小さめの鳥籠(竹製)は300元(約1000円)ほどとリーズナブル。小鳥のかわりに観葉植物を入れてインテリアに取り入れるのがお洒落、と購入していくマダムも多いとか。ちょっと凝った鳥籠を探したいのなら、「優美鳥園」がオススメです。繊細な細工がうっとりモノの紫檀製の鳥籠は4000〜5000元。それにマッチするような、アンティーク陶器製の水差しやエサ入れのセット(2000〜3000元)も、可愛らしいことこの上なし。ちなみに、ガラスケースに大切に保存されている、20万元弱というお店で一番高価な鳥籠は、細工が素晴らしくまさに芸術品です。

 台北中の鳥好きが集まるスポットらしく、通りではじーっと、鳥を眺めつづける鳥マニア?!や、お店の人に代わって商品紹介したりする常連さんなどがいて、ニギヤカな鳥の声と共に、気さくで明るい人達揃いのスポットです。とくに鳥好きではない方でも楽しめること請け合い。近くまで行ったらぜひこの鳥街に立ち寄ってみてくださいね。

【鳥街】
場所:台北市和平西路三段(昆明街と中華路の間)
営業時間:9:00-21:00ごろ
定休日:年中無休
交通:MRT龍山寺駅から徒歩約7分

【優美鳥園】
住所:台北市和平西路三段15號
電話:02-2302-3929
営業時間:9:00-21:00
定休日:年中無休
交通:MRT龍山寺駅から徒歩約10分

[バックナンバー]