| 2006年4月20日 | ||
| 凍頂烏龍茶のふるさと鹿谷郷への旅 その2 | ||
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茶葉料理でお腹いっぱいになった一行を待ち受けていたのは、一面の深い霧。取材は、撮影はどうなるんだと慌てるスタッフですが、この霧こそが凍頂烏龍茶のおいしさの秘密だそうですよ。 「至膳園」で茶葉料理に舌鼓をうっている時に、窓の外に霧が流れはじめたのには気づいていました。覚悟はしていたものの、十メートル先も見えないような真っ白な世界。茶畑の撮影ができない・・と、さすがに気が滅入ります。しかし茶商さんによると、この霧は鹿谷郷の風物詩であり、そして宝物なのだとか。霧が強い陽射しをさえぎってくれることにより、茶葉が熟成され、独特の深みと甘みが産まれるのだそうですよ。そう聞くと、撮影の邪魔としか思えなかった霧も、なんとなく親しいものに思えてきます。 車は最終目的地である、凍頂山へ向かいます。凍頂山は海抜600〜1,200mのなだらかな山。1865年に科挙試験のため福建省へ赴いた村人が、中国茶の名産地である武夷山から青心烏龍茶の苗を持ち帰りました。その一部をこの地へ移植したのが、凍頂烏龍茶のはじまりと言われています。晴れていれば湖を囲んだ山一面に、広がる茶畑が見られるはずなのですが、本日は霧の布団に包まれて茶葉もお休み。撮影はあきらめ、茶商さんが懇意にしているというお茶農家にお邪魔することに。お茶の栽培に関する苦労話を聞きながら、新茶の中ではイチオシという阿里山の清香茶をいただきました。凍頂なのになぜ阿里山のお茶を?とうかがうと、凍頂山の茶葉の取り入れはもう少し待ってから。今の時期は阿里山の新茶が一番おいしいんだよ、というお答え。普段から各地の茶葉を取り寄せ、より良いお茶を作り出すよう研究を重ねているそうですよ。 凍頂山に別れを告げた後は、「鹿谷郷農會茶葉文化館」へ。鹿谷郷の農協が経営するお茶の資料館で、台湾茶や鹿谷郷に関する展示を無料で参観できます(晴れた日の凍頂山の写真もありました!)。また併設されたショップでは、凍頂烏龍茶をはじめとするお茶や地方銘菓を買うことができますよ。駆け足でご紹介した鹿谷郷への旅。いかがでしたか?台北からの日帰りも可能ですが、かなりの強行軍となりますので、1泊して茶葉料理や製茶体験を楽しむことをオススメします。 なお、お茶農家で分けていただいた阿里山の清香茶は、ほんの少量ですが流々茶房でお買い求めいただけますので、ご興味がある方は試してみてくださいね。 【鹿谷郷農會茶葉文化館】 住所:南投県鹿谷郷中正路一段231號 電話:(049)275-1962 開館時間:8:00-17:00(休日は9:00-) HP:http://www.lugufa.org.tw/ |
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