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台北日和 2006年4月12日
これぞ本当のスキマ産業?! 阿煌滷味

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 夕方から夜にかけて行列ができるビルのスキマ。そんなところになぜ行列が?その正体は、おそらく台湾一狭い店舗?!を誇る、滷味(ルーウェイ/台湾風煮込み)店でした。

 幅1メートル弱、そこらの屋台よりも狭いビルとビルの隙間に、「これはうまい!」と確実にリピーターを増やし続ける、実力派滷味屋「阿煌滷味」があります。店舗といってもビルとビルの隙間に特製テーブルを置き、雨よけの屋根を用意しただけの簡単なもの。でも、ちゃーんと政府公認の店舗許可証まであるんですよ。

 前は屋台で滷味を売っていたんだけどね、このビルの隙間って邪魔にもならないし、いいだろ!と、気のいいオヤジさんがユニークな立地を得意げに話してくれます。5年前からここでお店を開いているのだそうで、銀行が入っている隣のビルの持ち主に、毎月管理費を納めているんだとか。

 会社帰りのお客さんの行列ができるこのお店、人気の秘訣はいろいろあれど、やはり決め手となるのは確かな味。毎朝6時に新鮮な食材を仕入れて、下ごしらえ、そしてじっくりとお昼まで特製タレで煮込んで完成した滷味は、毎日ほぼ完売という人気ぶり。濃すぎず、それでいて中までじっくりと味が染み込んでいる滷味は、おかずにもお酒のお供にも最適な上品さ。特にレバーはくさみもなく、苦手な人でもパクパクいけちゃいます。また一緒にいれてくれるザーサイの漬物も、ほのかな酸味と甘みがたまりません。

 注文はコレとコレと指差せば、一[イ分](食材によりますが、大体70〜80g)ずつ取り分けてくれます。しかも気軽に味見させてくれるのも嬉しいポイント。おなじみの昆布や豆干、鳥の足といったメニューから、ここのお店人気ナンバーワンというアヒルの腸や、鶏レバー、鶏の心臓などの内臓系も充実しています。お値段も一[イ分]30元〜50元とリーズナブル。常連客のほとんどが女性で、夕飯のおかずとして活用している人も多いのだとか。

 気軽にふらりと立ち寄れる、隙間店舗の阿煌滷味。一度食べるとヤミツキになること間違いなしですよ。ぜひお試しあれ。

【阿煌滷味】
住所:台北市民権西路48號となり(※玉山銀行と頂呱呱の間)
営業時間:14:30-21:30
定休日:土日
交通:MRT民権西路駅から徒歩約5分

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