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台北日和 2006年3月22日
これぞ台湾 東門外市場
 便利なスーパーが増加中の台湾ですが、「菜市場」と呼ばれる昔ながらの市場もまだまだ元気いっぱい。地元の人の間で人気の名店に出会えるのも魅力です。

 美味しい食べ物屋とおしゃれな雑貨・衣類店が集中していることで人気の永康街から歩くこと約10分。東門外市場は、中正紀念堂大安森林公園の間に位置しています。金山南路をはさんで東西に広がる市場は、一方は古亭市場晴光市場のようなアーケードスタイル、もう一方は濱江市場と同様、商店街系青空市場。アーケードスタイルの側は精肉店や乾物屋が、青空市場の側は八百屋や雑貨屋さんが多いようです。売り物にカメラを向けると、「俺撮ってよぉ!」と茶目っ気たっぷりのおじ様や、「あんたたち何してんの?」と好奇心旺盛なおば様に遭遇。台湾の人の気さくな人柄が感じられ、嬉しくなってしまいます。

 1928年に建設された東門外市場は、毎日約5000人、週末は約8000人の人が訪れるそうです。なかなか広い市場を歩いていると気にかかるのは、八百屋の隣に八百屋があり、向かいにも八百屋がある、といった具合に同じ商品を扱うお店が並んでいること。日本ではほとんど見かけない店並びですが、周囲はライバル店だらけで商売が成り立つのか、人事ながら心配になります。それでも何とかなるのでしょうか、お店の人は元気よく「10元だよっ!!」と声を張り上げています。

 さて、東門外市場にも人気の老舗や個性的なお店があるんです。創業から40年あまり、すでに3代目がお店を取り仕切っている牛肉屋、四海牛肉荘のビーフジャーキーは、国産の牛肉のみを使用した無添加のもの。市場にありながら1袋350元。台湾デパ地下のビーフジャーキーでも1袋100元〜200元程度ということを考えると、これはかなり強気のプライス。お店の人によると、外国人も時折訪れて購入するとのこと。ビーフジャーキーは残念ながら日本へは持ち帰れませんが、一度どんな味か試してみたいものです。他にも向かい合ったポジションで営業している「羅媽媽」「黄媽媽」という2店のビーフン屋さんは、いつも台北っ子たちの間で、どちらが美味しいか物議を醸し出させる罪なお店。

 華やかさには欠けるけど、実力十分な名店を隠し持つ東門外市場。ぶらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【東門外市場】
住所:台北市中正区金山南路1段110巷付近のエリア
交通:MRT古亭駅から徒歩約20分

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