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台北日和 2006年3月20日
天使美術館 牡丹文化展
 以前に生態知美−親子教育展で紹介した天使美術館。2006年3月4日〜4月23日まで開催の牡丹文化展は牡丹をモチーフにした芸術作品にあふれていました。

 牡丹文化展と聞いて、牡丹の花だけを飾ってあると思ってはいけません。1年以上前から天使美術館がおのおのの方面で活躍している台湾人アーティストたち10数人に作品製作を依頼。作品のテーマはもちろん"牡丹"で、素材は自由という創作企画です。ギャラリーには芸術家たちが写真、絵、陶芸など得意の分野で、牡丹をあらわした作品の数々が展示されているんです。

 写真部門では島根県の牡丹を撮影した馮營科さん、牡丹のアップ写真に編集を加えた梅志建さん、牡丹に泊まる蝶々を捉えた羅申芳さんの作品など。 絵画部門の作品からは、墨を用いて抽象的な牡丹の花を表した黄智陽さん、妖精と牡丹をスケッチ風に描いた廖美蘭さん、タイルを素材に鮮明な色取りの牡丹をデザインした袁金塔さん、細い線で写実的にボタンを描写した陳柏梁さん、ピンクや紫色の水墨画で牡丹の優しい感じを出した陳江鴻さん、漆画で牡丹の茎や葉にいたるまで繊細にあらわした陳淑華さんなど。

 また、ボタンに思いを馳せた詩を書いた趙其雄の書画、荘文岳さんの白、黄、桃色の牡丹図柄入り花瓶や、シルク衣装に牡丹を手描きし、それを身にまとってダンスすることで完成する呉心荷さんの舞踏プラス牡丹柄コスチューム作品なども。どれも個性的な牡丹作品が勢ぞろいしていました。

 日本で牡丹といえば、島根県。県花が牡丹ですね。実はこの牡丹文化展は島根県も協賛団体のひとつ。島根県寄贈の牡丹の花オブジェやドライフラワーなども展覧の目玉となっています。また、3月のちょうどいまごろ台湾の中部、南投県の杉森渓で開花する台湾産牡丹にも出会えますよ。

  このほかにも、見逃してならないのが天使美術館オリジナルの牡丹デザイングッズ。例えば、名刺入れ(500元)やランチョンマット(200元/6枚)、グリーティングカード(650元)、オーダーメイドのスカーフ、ランプ、ウォールペーパーなどすべて牡丹デザインをテーマにした素敵なものばかり。

 昨年9月に環境美術アーティストとして知られる関根伸夫さんを招いて展覧会を行ったのを機に日本人のお客さんも訪れるようになったそうです。この牡丹展も、島根県協賛との噂を聞きつけてはるばる鑑賞に訪れる日本人が多いということでした。展覧期間中台湾に滞在するなら、のぞいてみてはどうでしょうか。

【天使美術館 牡丹文化展】
開催期間:2006年3月4日〜4月23日
住所:台北市信義路3段41號1樓(大安森林公園向かい)
電話:(02)2701-5229/5339
開放時間:10:00〜19:00
休館日:月曜日
入場料:大人100元、子供50元
交通:MRT大安駅から徒歩約10分
HP:http://www.acdp.com.tw/

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