| 2006年2月20日 | ||
| 日本統治時代の銀行のヒミツ?! 三井物産舊舎 | ||
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台北駅近くは、総統府を始め昔から官公庁が集まる公的機関エリア。必然的に歴史あふれるレトロ建築も多くなり、それらを眺めながらの散策コースは密かなブームだそう。本日は、日本統治時代に建てられた銀行のヒミツ?!に迫ります。 台北駅付近でも、とりわけ二二八和平公園から総統府にかけての一帯には、古くからの銀行が集まっているのです。以前台北日和でもご紹介した「土地銀行(旧日本勧業銀行 台北支店)」に「台湾銀行」、そして本日ご紹介する「三井物産舊舎」もこのエリア。三井物産舊舎は、統治時代に台湾経済を握っていた財団の一つ三井物産株式会社によって作られました。1909年に設立された三井物産株式会社の台北本部は、当時最大の財団の一つで総合商社として様々な業務を行っていました。現在の建物は1940年代に建てられたもの。一見シンプルな建物ですが、幾何学的に垂直に水平に走るラインが単調さを打ち破り、建物全体をよりシャープに見せています。その無駄な飾りのない造りは、まるで銀行の質実剛健さを表しているかのようですね。 通常、昔の建物だと5階以下の建築物にエレベーターが設置されることはなかったのですが、この三井物産舊舎は3階建てにも関わらず、建設当時からエレベーターが設置されています。三井財団の豪快さといったところでしょうか。戦後は、「旧日本勧業銀行台北支店」と同じく、土地銀行として今も現役で使用されています。 日本統治時代に建てられた「土地銀行(旧日本勧業銀行 台北支店)」、「台湾銀行」、「三井物産舊舎」の写真を見てみると、あることに気づきませんか?この3つの銀行、お客に安心感を与える威厳のある建築スタイルも共通していますが、どれも道路が交差するコーナーにあるのです。この3つの銀行だけでなく、台南や台中の銀行もそういう造りになっています。というのも、銀行は日本統治時代に始めて台湾にもたらされた近代化された金融機関。金融の中心として行政機関の集まるエリアのさらに重要な道路が交差するコーナーに建てられ、ランドマークとしての意味合いももっていたのだとか。上記3つの銀行とも、歩いて回れる距離にありますので、ブラブラと散策がてら見比べてみては? 【三井物産舊舎】 住所:台北市館前路54號 電話:(02)2348-3456 交通:MRT台大醫院駅から徒歩約3分 |
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