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台北日和 2005年12月21日
海の見える露天風呂 舊金山総督温泉

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 台湾唯一のハロゲン湯、露天風呂からは海が見え、かつての台湾総督もご愛用、しかも食事も充実と、三拍子も四拍子もそろった素敵な温泉を金山に発見。唯一の欠点といえば、交通が不便なことぐらいでしょうか・・。

 以前もお伝えしたように、北投や陽明山に代わる温泉地として、人気を集めつつある台北県(現新北市)は金山エリア。海あり山あり、温泉を選ぶにもお好み次第といううれしさがあるものの、やはりネックは交通の不便さ。車しか手段がないため、観光客が行くにはちょっとツライ。その分、秘湯っぽい雰囲気が保たれているため、温泉好きにはたまらないのですけれどもね。

 この金山エリアで今、一番ホットな温泉はその名も「旧金山総督温泉」。創業1939年、金山の豊富な湯量に目をつけた当時の政府が開発したという由緒正しい温泉会館で、歴代の総統も台北市内からわざわざ車を飛ばして来たのだとか。そのため“総督温泉”と呼ばれるようになったそうですよ。戦後、この一帯は軍用地となり、豪奢な建物も荒れるがままになっていたのですが、数年前に民間企業の手により再建。廃墟の中からレンガやタイルを拾い集め、できるだけもとの姿を復元するように力をいれたそう。おかげで威風堂々とした建物を、一般市民の私たちも楽しめるようになったと言うわけ。お湯は台湾唯一の海水ハロゲン湯で、色はタオルも染まる真っ黄色。短時間で、体がポカポカあったまります。

 建物は4F建てで、1Fには水着着用の温泉プール、2Fは台湾料理が楽しめるレストラン(ビールも飲めます)、3Fは個室風呂、そして4Fにあたる屋上は、台湾では珍しい開放的な露天風呂となっています。しかも男湯からは台湾海峡が一望できるという特典つき。男湯だけずるい!女湯と交換するべきよ!と怒ってみたものの、建物の外から屋上を見上げると、あらら入浴している人の上半身が丸見えです。これじゃぁ女湯には、無理ですね。近くには公共の足湯や、新鮮なシーフードが食べられる漁港もあり、1日中ゆっくりと楽しめます。台北市内からは車で1時間半ほどかかりますが、タクシーをチャーターしてくる価値ありますよ!

【舊金山総督温泉】
住所:台北縣(現新北市)金山郷豐漁村民生路196號
電話:(02) 2408-2628 
交通:台北市内から車で約1時間半
入浴料金:露天風呂300元

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