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台北日和 2005年11月9日
2005台北茗茶珈琲既美酒展
 ほらっ、これ食べて!こっちも飲んで行きなさいよ〜と、歩き回るだけでお腹が一杯。世界中のお茶、コーヒー、そしてお酒メーカーが一同に会する展示会のはずが、試食大会になっていましたよ。

 “展示会”と聞くと、スーツ姿のビジネスマンが電卓片手に商談・・なんて堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、台湾では少し勝手が違うのです。確かに商談の場ではあるのですが、それはバイヤーを対象にした期間のみ。台湾の展示会は開催期間の前半をバイヤー対象、後半を一般客対象と分けていることが多く、後半ともなるとバーゲンセールか物産フェアかとばかりに、「売ったるで〜!」ムード一色に。特にComputex Taipei一般開放日は掘り出し物が見つかると、この日を待ち望んでいる人も多いそうです。

 「台北茗茶珈琲既美酒展」も11月3、4日がバイヤー対象、5、6日が一般開放日となっていました。5日の土曜日、お昼頃に行ってみますと、通路ですれ違うのも難しいような混雑ぶり。「ほら、食べていってよ!」「安いよ!2個で100元!」という声があちらこちらから聞こえ、デパートの地方物産展にでも紛れ込んだような気分。市販の半額程度のものも多く、取材に行ったつもりが、気づいたら両手が買い物袋でふさがれていました。しかしよく見るとエリアごとに温度差があるようで、一番元気なのは、お菓子や輸入食品エリア。北海道タラバガニまで売っていて、展示会の主旨から外れているような気がしないでもないのですが、細かいことを問わないのが台湾流というヤツなのでしょう。

 その次ににぎわっているのが、コーヒーエリアです。最近のコーヒーブームを象徴するように、全ブースの3分の1以上をコーヒー業者が占めています。輸入マシンの説明を聞いたり、豆の香りを試したりとお客さんの表情も真剣で、本気でカフェビジネスを考えている人が多いようです。メーカー側も「コーヒー教室」と称して、小学生姿のコンパニオンさんを用意して力を入れているようです。一方、中国茶エリアは静かなもので、お茶会の実演などをして余裕たっぷり。中国茶は台湾に根付いているということもあり、今さら積極的に売り込む必要もないね、といったところでしょうか。一般客向けの販売を行うブースも少ないようです。そして悲しいのが、酒エリア。参加ブース数も最小で、そのほとんどが中国本土メーカーというていたらく。それでも高雄や台南などのメーカーががんばっており、おいしい地酒も発見できましたよ。詳しくは後日、「台湾マイスター 台湾酒図鑑」にてご報告いたしましょう!

【2005台北茗茶珈琲既美酒展】
※既の字には下に旦がつきます
住所:台北世界貿易中心展覧大楼(台北市信義路五段五號)
交通:MRT「市政府」駅より徒歩約10分
期間:11月3〜6日(会期終了)

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