| 2005年10月20日 | ||
| 台湾銀行 | ||
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総統府をはじめ、台大醫院舊館、土地銀行(旧日本勧業銀行 台北支店)、台北賓館など古風な建築物が、たくさん集まっている中正エリア。古跡・旧跡に興味がある人たちにとっては、オススメエリアといえます。今回紹介する台湾銀行も、そんな建物の一つです。 台湾銀行は、日本統治が始まってまもなくの1899年に、金融経済を統率するため台湾初の現代金融機構として設立されました。当時台湾銀行は、現在とは別の場所にありましたが、1904年に現在の場所に移されました。移転当初は木造建築だったため、経年にしたがって、シロアリの被害を受けて痛んでしまいました。それに加え建物が狭くなったこともあり、1938年に現在の鉄筋コンクリートの社屋が建てられたのです。 設計は、銀行建築の第一人者として東京丸の内の第一銀行新本店などを手がけた、西村好時(1886-1961)。3階建ての鉄筋コンクリート建築で、華美な装飾はなく質実剛健といった感じですが、南面2・3階部分にあるエンタシスの円柱や、装飾模様など古典建築様式を取り入れてあり、どことなく優雅な雰囲気を漂わせています。 統治時代には、台湾経済の重要な役割を果たした台湾銀行ですが、戦後の混乱を経て1961年から、台湾の銀行として使われるようになりました。もちろん普通の銀行なので、出入りは自由にできますが、内装はさすがに当時のままというわけにはいかず、改装して使用されています。現代のシンプルで機能一点張りといった建築物にはない、趣を感じることができる建物です。【台湾銀行】 住所:台北市中正區重慶南路一段120號 電話:02-2349-3456 交通:MRT台大醫院駅から徒歩約6分 |
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