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台北日和 2005年9月29日
台湾のホワイトハウス総統府

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 台北市内点在する観光スポット。その中でも代表的なものが総統の官邸である「総統府」です。総統が働いている場所で、台湾のホワイトハウスといった感じでしょうか。

 総統府は、赤いレンガと白い花崗岩のコントラストが美しいルネサンス様式の建築物で、統治時代の近代建築の代表的人物である森山松之助(参考:監察院)の設計です。完成は日本統治時代だった1919年、当時は台湾総督府として使われました。大戦末期の空襲で一部損壊したりしましたが、戦後修復され、その後、蒋介石の還暦を記念し「介寿館」と改名されました。台湾遷都後の1949年からは、総統府として使われるようになり、現在では国宝級古跡に認定されています。

 建物の大きな特徴である中央の塔は、11階分(約60メートル)の高さがあり、まさに威風堂々とした雰囲気。塔を中心に左右に広がっている建物部分は5階建てで、一部ですが館内が、一般に公開されています。館内には、台湾を紹介した資料が展示され、台湾について様々なことを学べるようになっています。古跡・旧跡好きの方も、間近で建物の内外を観察できるいい機会です。公開されている時間は、月〜金曜が午前9時〜12時まで、特定の祝日などには、午前8時〜午後4時までと、かなり限られた時間なので、見学したい方は、時間に要注意です。

 総統府の近くには、他にも代表的な観光スポットである二二八和平公園や、これも統治時代の建築様式が見所の台大醫院舊館土地銀行(旧日本勧業銀行 台北支店)、台北賓館など、古跡・旧跡好きにはオススメの観光スポットが多く点在しているので、ちょっと足を伸ばして、旧跡巡りなんていうのも良いのではないでしょうか。

【総統府】
住所:台北市中正區重慶南路一段122號
交通:MRT台大医院駅から徒歩約10分
HP:http://www.president.gov.tw/

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