| 2005年9月26日 | ||
| 南部人のソウルフード 碗●(●…米+果) | ||
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その気になれば1日で鉄道一周できてしまう台湾ですが、その地方じゃないと食べられないローカルフードがまだまだあります。そのひとつが米の粉から作る「碗●(ワーグェ)」。これがなかなか、台北じゃお目にかかれないんですよね。 先ずご用意いただくのは米の粉に、片栗粉。それらに水を加えて練り合わせ、ペースト状になったら茶碗へ。そこにひき肉や干しエビ、塩漬け卵などの具を入れ、約20分蒸したら完成です。なんとも簡単なレシピですが、シンプルな分だけ具や味付けによる味の差が大きく、作り手もかなり神経を使うのだとか。蒸しあがった碗●はぷりぷりで、ニンニク風味の甘いタレをかけていただきます。お店によって具が違うので、食べ進みながら、お、シイタケ、あ、干し大根なんて発見があるのもまた楽し。見かけよりも軽い食感なので、ぺろりといけちゃいますよ。 碗●はもともと台南の名物らしいのですが、現在では嘉義、高雄など、南部ではポピュラーな存在となり、特に朝ごはんとしてよく食べられています。冬の朝、店頭の大きな蒸し器の中で碗●がほかほかと湯気をあげているのを見ると、なんとも幸せな気分になってきますよ。陳総統もこれが大好物で、国賓を迎えた時の晩餐会にも出されたことがあるのだとか。 しかし残念なことに、まだまだ北部ではマイナー。食べたいなと思った時に、気軽にお店が見つかる存在ではないのです。そんな中では珍しく、こちら淡水の「鶯歌寿司婆」は碗●をウリにしているお店です。店名でおわかりになるように本来は手巻き寿司のお店なのですが、碗●の方が人気になっちゃったのだとか。故郷の味を懐かしがって週末にバイクを飛ばしてくるお客さんがいたり、淡水観光に来た人たちが、あら碗●があるのねと寄って行ったりするそうですよ。南部風のチマキもおすすめです。みかけは決して華やかではなく、地味な存在の碗●ですが、南部人のソウルフードともいうべき存在。ぜひ味わってみてくださいね。 ※●は米+果の字 【鶯歌寿司婆】 住所:台北県淡水鎮中正路234号 交通:MRT淡水駅から徒歩15分 碗●:25元 |
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