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台北日和 2005年9月13日
学生街 安い!うまい!の劉家水煎包
 台北は最近ようやく秋の兆しが見え始め、食欲も湧いてきた今日このごろ。よしっ、久々に台湾小吃を食べながら街をブラブラするか!ということで今日のターゲットは学生街、公館にある劉家水煎包の水煎包(蒸し焼きまんじゅう)です。

 台湾大学が近く、学生達でにぎわう公館エリア。学生が多いところ、イコール、安くてボリューム満点の食べ物屋が密集する場所っていうのはすでに常識ですよね。公館はベトナム料理やタイ料理などの異国料理のお店が集まっていることでも有名ですが、台湾小吃もなかなかの粒ぞろい。行列ができるお店も少なくないんですよ。

 そんな人気店の1つ、劉家水煎包の「水煎包」は高麗菜(キャベツ)入りと韮菜(ニラ)入りの2種類。店の奥では店員さんがせっせと餡を皮に包んでいます。そんなに餡を入れたら皮からはみ出ちゃうでしょ、という素人の心配をよそに、熟練した手つきで見事に餡を皮の中にくるくるっと包んでいきます。通常水煎包は、上部を絞ったような丸い形なのですが、こちらの水煎包は、上部をきゅきゅっとヒダにした餃子の様なユニークな形。

 包み終わったら水煎包を丸い鉄板に並べ、水を入れて木の蓋を置いて蒸らし焼き。強火・中火・弱火と調節しながら約8分間。この8分でモチモチしっとり、底はパリパリおこげが香ばしい皮が誕生します。野菜餡の高麗菜(キャベツ)と韮菜(ニラ)は、中の餡も台湾人好みの胡椒たっぷりかと思いきや、ほどよい肉汁プラス野菜の爽やかな存在感が絶妙。もちろんすべて手作りで、このボリュームでわずか10元/1個ですから、行列ができるのも無理はありません。

 また、上質の豚肉をたっぷりと詰め込み蒸しあげられた「上海蒸肉鮮包(肉マン):10元/1個」はフカフカの皮にジューシー肉餡がこれまた絶品。たっぷりの肉汁がしみこんでやわらかくなった皮をほおばると思わず顔がほころびます。肉が大好き〜という方には、こちらの隠れた人気メニュー巨大肉団子の「獅子頭(60元/4個)」がオススメ。肉マンの中身だけを取り出し、醤油ベースのタレで煮込んだ逸品なのですが、口に入れると豚肉の旨みと共に醤油の香りがホワンとただよい、「ご飯ほしい・・・」とつぶやかずにはいられない一品です。

 劉家水煎包は、出勤や通学途中に朝ご飯を買う台湾人の習慣に合わせ、早朝6時から営業しています。もちろん中華朝食のお供、豆乳もあります。こちらもなんと1杯5元と破格なプライス。こんなに安くって大丈夫?とついこちらが心配してしまいそうな、見事なコストパフォーマンスはあっぱれ。ちなみに劉家水煎包にはイートインのスペースはありませんから、冷めないうちに台湾流に歩きながらパクパク味わってくださいね。

【劉家水煎包】
住所:台北市丁洲路三段189號
電話:(02)2929-8908
営業時間:6:00〜22:00
定休日:旧正月
交通:MRT公館駅から徒歩約5分

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