| 2005年8月31日 | ||
| 台北下町憩いの場 青年公園 | ||
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木漏れ日を受け中国囲碁に没頭するおじ様方や、チョキチョキ髪を切ってくれる青空床屋など、昔ながらの台湾に出会えるのが青年公園。都会派のスマートな大安森林公園とはまた違い、ワイワイにぎやかな下町人情派公園となっています。 台北の下町、萬華にある青年公園は、大安森林公園や新生公園に次ぐ広さを誇り、自然あり各種施設ありの公園は、毎日2万人以上が足を運ぶ憩いの場となっています。1977年に蒋介石の息子である蒋経国の提唱により公園として開放され、入り口付近には色鮮やかな花々や草木の緑に囲まれた蒋介石の銅像がそびえています。 この公園の特徴はゴルフ練習場、プール、野球場、テニスコート、バスケットコートなど、スポーツ施設が充実していること。特に夏場のみ開放される屋外プールは、外国人の利用も多いそうです。また広々とした草地でフリスビーやキャッチボールを楽しむ人々の姿も目立ちました。屋外音楽ステージや民間劇場では、不定期ではありますが伝統戯曲や音楽演奏会などが催されています。と、ここまでは普通の公園じゃないといった感じなのですが、青年公園は一味違います。台北の浅草とも言うべき下町にあるだけあり、いたるところで台湾ならではのなつかしい光景が見られるのです。1人でもくもくと太極拳の型を勉強するおじいさんがいるかと思えば、その傍で中高年の方々が演歌調の曲をフルボリュームにかけて華麗に舞っていたり、ベンチで髪を切ってくれる青空床屋さんがいたりと、カラオケを楽しむ人たちがいたりと、マイペースな人たちがわんさか。好きなことを遠慮なくやっちゃうというスタンスが台湾の下町流なのかもしれません。そういや管理事務所の看板に「ここに洗濯物を干してはいけません」「自分のイスやテーブルを置いてはいけません」なんて書いてありましたっけ。 公園周囲には、日本統治時代の地名がそのまま公園名となった馬場町紀念公園や、台湾初の公営住宅などが見られます。1963年に建設されたこの公営アパートは斬新な建物として注目を集め、映画ロケなどにも使われたそうですよ。戦前は練兵場、戦後は政府高官のゴルフ場として活用されてきたこの地は、一時期政治犯の処刑場として使われたこともあったそうです。そんな歴史の流れを穏やかに包みこみ、青年公園は今日もにぎわっています。【青年公園】 住所:台北市萬華区水源路199号 電話:02(2303)2451 交通:MRT西門町より車で約10分 |
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