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台北日和 2005年8月29日
台中
レトロパークレストラン 台湾香蕉新樂園
 レトロブームの台湾では、古きよき時代を再現したレストランが大はやり。その先駆けとなったのがこちら「台湾香焦新樂(台湾バナナパーク)」。故宮からもお墨付きをいただいた、タイムスリップ気分と美味しい台湾料理が味わえる大人気のスポットなのです。

 お店のオーナーは、筋金入りの骨董好き。こつこつと集めた膨大なコレクションをぜひ見てもらいたいと、60〜70年の台湾を再現したレストランを造ってしまったというのですから、その熱意には脱帽です。建物の中に戦前に流行ったバロック様式のお店が並ぶ光景は、迪化街の一部を切り取ってそのまま移築したようです。昔懐かしい写真館、雑貨店、歯医者、映画館、理髪店、バイク屋などには、オーナーの骨董コレクションがさりげなく展示してあり、ちょっとした博物館のように。日本人が見ても懐かしい気分になること請け合いで、昭和の香りが色濃くただよっています。

 これらのコレクションの充実ぶりは相当なもので、台湾の民族文物、また地方色に溢れた博物館として、1992年には國立故宮博物院から地方博物館「香焦新樂園-人文生活館」として認定されているほどなんですよ。そしてウレシイのは、これらのコレクションを眺めながら本格的な台湾料理がいただけるということ。ぷりっぷりのエビの天ぷらとパイナップルをマヨネーズであえた「沙律明蝦球:NT$240」や、こってりとした味付けでごはんがすすむ「京都●排骨:NT$200」など、地元民も太鼓判を押すおいしさなんです。

 気になる店名「台湾香蕉新樂園(台湾バナナパーク)」ですが、そう、台湾といえばバナナ、ですよね。日本統治時代の地図では、台湾がバナナの形に描かれていたこともあるそうで、台湾の庶民文化をテーマにしたこのレストラン名にはもってこいだ、とオーナーが決めたそうですよ。ちなみにレストラン脇には、ブルーと白の配色から「ドラえもん列車」と親しまれているDR2050型ディーゼル列車があり、鉄道ファンにも見逃せないスポットになっています。この大人気の「台湾香蕉新樂園」ですが、2005年10月には台北駅前にも支店がオープンするのだそう。レトロファンの方、ご期待ください!

※●=火+局の字

【レトロパークレストラン 台湾香蕉新樂園】
住所:台中市雙十路二段111號
電話:(04)2234-5402
営業時間:11:00-02:00
定休日:なし、旧正月の大晦日
HP:http://www.vernaldew.com.tw/
交通:台中駅からタクシーで約15分

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