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台北日和 2005年8月22日
中元節 拝拝の日 リベンジ版
 今年もやってきました、中元節。右往左往の昨年を反省し、今年は事前に線香やお供えのお菓子も購入し準備万端。手順もばっちり学習し、どーんと来い拝拝!のはずだったのですが・・・

 旧暦の7月15日は中元節。この日の台湾ではあの世から戻ってきた死者の霊や、神様に拝拝(お祈り)し、商売繁盛や家内安全を祈ります。今年は8月19日が中元節。旅々台北も当日慌てて参加した去年を反省し、今年はお線香や紙銭、お供え物のお菓子を事前に購入。今年はぬかりないぜと、スタッフ全員でオフィスビルの入り口にある拝拝会場へ。この日はビルやマンションごとに会場が設けられ、テナントや住人がまとめて一緒にお祈りするシステムとなっているのです。

 拝拝開始の午後1時が近づくと次第に人が集まりだし、ビルの管理人さんが用意した大テーブルがお供え物で埋め尽くされます。そして次々に30センチはあるロング線香に火をつけ、煙まみれの始まりです。今年は作法も万全さ!と自信満々でいたのですが、あれ、どうも違います。どうやら複数の種類がある神銭も、火にくべる順番や、紙の折り方にまで決まりごとがあるらしく、そこまで細かい作法があるとは知らなかったスタッフ一同は、結局、今年も右往左往。他の人たちを見よう見まねでとなってしまったのでした。

 それにしても、本当にこれで神様や霊は喜ぶのかと疑いたくなるほどの、あいかわらずの煙たさです。そして真夏日に炎に近づかなければならない苦痛。灰が風に舞い、炎の熱気が押し寄せます。その場にいた人はみな険しい顔で紙銭を燃やしていました。中元節の時期は台湾の空気汚染度がぐっと上昇するそうで、社会問題にもなっているのですが、長い歴史があるこの行事をおいそれと禁止するわけにもいかないようです。この紙銭、紙でできたお金ですが、中元節以外にも拝拝の時には必ずといっていいほど登場し、祈りの対象によってサイズや色などが異なります。大きめサイズで金色の紙が貼られているものは神様用、小サイズで服や靴などの絵が描かれているものは、裸でやって来るとされる死者の霊用だそうです。

 台湾では年間100億元(約350億円)分の紙銭が消費されているとかで、なんでも紙銭を多く燃やせば燃やすほど願い事が叶うと信じられているそうです。そんなことを言われたら、気張って大量に燃やしてしまうのもわからないではありませんよね。

 中元節の間は、この日に限らず、いたるところで拝拝を行う風景を見ることができます。ビルや街の真ん中で盛大に炎が上がる風景は絶好のシャッターチャンスなのですが、これはあくまでも真剣な行事。写真を撮る時には、事前の許可をもらってくださいね。

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