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台北日和 2005年8月18日
注目の若手デザイナーショップ Jasper Huang
 台湾を代表する若手デザイナーのショップを発見。若干27歳ながら受賞歴は数知れず、JAYの舞台衣装まで手がけちゃうという超実力派なのです。印象的なロゴと共に、鮮明に記憶に残るデザインの服に出会えます。

 そのデザイナーの名は黄嘉祥(Jasper Huang)。MRT圓山駅の近くにあるショップ名も、そのままズバリ英語名の「Jasper Huang」です。ロゴのポップなイメージとは裏腹に、こぢんまりとしたお店の店頭にはどこか懐かしい柄の素敵なドレスを着たマネキンが。店内右手にはメンズもの、左手にはレディース物が美しいグラデーションをかもし出しながら掛けられています。発色が良く一見ベーシックな服に見えても、一点一点、どれも凝ったデザインが施されています。手書き風のデザイン画が配してあるかと思いきや、思わぬところにジッパーが付いていたり、絶妙な具合に切り込みが入っていたりと、どれも鋭い計算に基づいてデザインされた逸品ばかりです。中には、見た目普通のタンクトップ、でも、それを脱いでジッパーを閉じると、あら、不思議、たちまちショッピングバッグに!なーんていう遊び心満載のデザインも。さらに綺麗な花柄〜と見とれていると、実はこれ台湾の伝統的な布団の柄なんだとか。一見ベーシックっぽいデザインの中にも、オリエンタル風味溢れるゴージャス感がどことなく感じられ、全体的にとても華やか。もちろん店内の洋服、バッグ、アクセサリーは全て1点もの。

 デザイナーの黄氏は、現在若干27歳の若さながら、過去に雑誌ELLEにて2001年度のファッションデザインコンテストやFerragamoのヤングデザイナーコンテストにて受賞などの経歴の持ち主。アメリカ遊学中に各国のアーティスト達と数多く交流を深め、つくづく世界でも通用するには、やはり台湾人としての独自の文化を大切に表現することが大切だと痛感したそうで、彼の作品には独特のオリエンタルテイストがちりばめられています。舞台衣装や芸能人のオーダーメイドも数多く手がけ、世界でも話題になった周杰倫(JAY)の「The One」コンサート衣装も全て彼が手がけたそう。ラッキーなことに取材時に、そのデザイン原画も見せてくれましたよ。

 そして、現在世界でも黄氏一人だけという新しい技術、hp(Hewlett-Packard)社とのコラボレーションにより大判プリンターで布地にイメージどおりのテキスタイルをプリントするという技で、新しいデザインを生み出しています。この技術によりファッションデザイナーが、一番時間と苦労がかかるというイメージどおりの生地探しの時間が大幅に短縮されることになるのだそう。この新しいテクニックを駆使して生み出された作品は、シンガポール、日本を経て今度はアメリカでもショーが開催される予定だそう。これからもどんどん新しいことに挑戦し成長していくという姿が一番感じられるのが、冒頭のこのロゴ。黄氏によると、これはこれから成長していく自分をイメージしたもの。今後自分の成長とともに、このロゴも成長していくんだよ!と目を輝かして教えてくれました。

※Jasper Huangは閉店いたしました。

【Jasper Huang】
住所:台北市民族西路31巷32號1F
電話:(02)2591-1808
営業時間:(月〜金)14:00-20:00、(土日)14:00-21:00
定休日:毎週月曜日、旧正月
HP: http://www.jasperhuang.com.tw/
交通:MRT圓山駅から徒歩約3分

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