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台北日和 2005年7月20日
花蓮 お土産屋ストリート

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 花蓮にあって、台湾の都市に無いもの。それはお土産ストリート。日本の観光地にはつきものですが、なぜか台湾ではご当地名物を扱う店が集まる通りって無いんですよ。これは押さえておきたい花蓮土産と一緒にご紹介いたしましょう。

 花蓮といえば外国人観光客のみならず、台湾の人に大人気の観光地。太魯閣(タロコ)渓谷という台湾を代表する観光地の基点であるばかりか、最近では近郊の海でのホエールウォッチングも人気を呼び、連休ともなれば列車は満席、ホテルもフル稼働の状態が続いています。それを迎え入れる地元もかなり気合が入っており、特に“ご当地名物”のPRの熱心さは他の都市の追随を許しません。街の中心を走る中華路には名物を売るお土産屋がずらりと軒を並べ、まさに「お土産ストリート」の様相を見せています。台湾の観光地でこのようにお土産屋が集中するエリアがあるのはまだ少数派で、それだけに売る方も買う方も気合が入ると言うもの。では、代表的な花蓮土産をご紹介いたしましょう。

 まずは「花蓮薯」。花蓮名物である紫芋をベースにした焼き菓子で、芋アンの美しい紫色と、素朴な甘さが日本人好みです。日本統治時代に開発されたお菓子で、和菓子をヒントに作られたと言う説もあるそう。戦前には日本の品評会に出品され、受賞経験を持つお店もあるんですよ。お次は「雷古多」。人の顔よりも大きいラスクで、ジャムで書かれた渦巻きが特徴です。この形と大きさ、そして渦巻きに何かを連想しませんか?そう、いまや懐かしい存在となったレコードで、「雷古多」はレコードの音に漢字を当てたもの。こちらも日本時代に開発された由緒あるお菓子で、最近ではミニバージョンの「CD」も発売中です。

 辛党の方にオススメしたいのが、トウガラシの漬物です。地元で取れた大きなトウガラシの皮を向いた後に細かく切り、香辛料の入った特製たれに漬け込んだ一品で、甘めのたれに一瞬油断するのですが、じわじわ攻めてくる辛さは間違いなくトウガラシ。しかし、ほどよくカドが取れたまろやかな辛さのため、ついもう1個、もう1個となるおいしさです。辛口の日本酒にあいそうですよ!

 このほかにもレトロなパッケージにSLをあしらった玉里ようかんなど、オススメのお土産はたくさんあるのですが、今回はこの辺で。ご紹介した品は中華路に集まるお土産屋さんで購入できますが、お店によって味が違いますので、いろいろ試食してお気に入りの一品を見つけてくださいね。

【花蓮 お土産屋ストリート】
住所:花蓮市中華路
各店の営業時間:10:00〜22:00ごろ

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