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台北日和 2005年7月14日
中山市場
 その土地ならではの商品や、地元の人の生活が垣間見えるということで、知らない土地にいったら、市場を必ずチェックするの!という方も多いのでは?台北市内の市場の数は数え切れないほど。本日は、歴史ある公共伝統市場「中山市場」に迫ってみます。

 台北の街を歩いているといたるところで見かけるのが市場。この市場にもいろんな種類があるってご存知ですか?台北日和でもいろんな市場をご紹介してきましたが、廟やお宮の周辺など、人が集まるところに自然発生する文昌宮前市場のようなものが一番小規模なもの。それから城下町などの人が集まるところで発展してきた城中市場晴光市場古亭市場のようなものが、その次に大きな規模の市場でしょうか。このくらいの規模の市場は、町を歩いていると、そこかしこで見受けられます。

 これらよりもっと規模が大きい公営のビル仕立ての市場が、本日ご紹介する「中山市場」です。通常公共伝統市場とも言われ、永樂布業枇発商場(永樂市場)南門市場華山市場などもこのタイプになります。その中でも歴史的に古いのが中山市場。日本統治時代には「昭安市場」として賑わいを見せており、その後1960年代には今の「中山市場」に改名。地元民の台所として新鮮な野菜にフルーツ、肉や魚などを提供する活気あふれる市場として発展してきました。1980年代に今の鉄筋ビルになってからは、より多くのお店とお客が集まる台北市内屈指の市場として人気を誇りました。

 赤レンガにアーチ状の回廊、シックな色合いのレトロな看板と、そのビルの様相からもここがいかに賑やかで大きな市場だったのか分かります。1階は野菜や果物、輸入物の雑貨やお菓子などのブース、それにちょっとした小吃を出す屋台が並び、2階は肉や魚の専門エリアにちょっとしたブティックや占いブースが入店しています。こちらの鮮魚や肉、野菜などは質がいいと評判ですが、昨今のスーパーマーケットの進出とともに、昔に比べるとどうしても活気がイマイチなのがちょっと寂しいところ。2階の生肉や豚の顔などが釣り下がるお店の前で、人懐っこい白猫が「もっと朝早くきたら、もう少し賑やかニャー」と言っているようでした。

【中山市場】
住所:台北市長安西路3號
電話:(02)2541-4530
営業時間:9:00〜15:00
定休日:月曜日
交通:MRT中山駅から徒歩約5分

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