| 2005年7月4日 | ||
| 紀元前の台湾人の人骨に会おう 考古探坑展示館 |
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以前日和でも幾度となくご紹介した芝山岩。こぢんまりとした小山ながらも、豊富な自然と芝山岩惠濟宮や芝山岩隘門などの遺跡がいっぱいつまった宝の山として有名で、なんと紀元前の台湾人の骨も発掘されたんですよ。 大昔、火山の噴火や海水の流入、湖の形成から盆地の形成と様々な変化を遂げた台北盆地。台北盆地がまだ湖だったころ、その中にぽつんと浮かぶ小山だったという歴史をもつ芝山岩では、そのめまぐるしく変貌した地理環境のせいで、原生海岸植物から雨林によく見られるツル科植物、湿地植物、さらに巨木まで様々な植物が観察できます。なんでもその昔、この芝山岩の周りの湖は、海水と淡水の入り混じった半塩水湖だったそうで、芝山岩では海岸植物、淡水湿地植物、陸植物の様々な植物が観察できるとても貴重な生態観察場所ともなっているのです。その豊かな自然は、日本統治時代には天然記念物として指定され、また台湾初の保安林として保護されているほど。 芝山岩から圓山あたりの士林エリア一帯は、約七千年前から二千年前の遺跡が多数発掘されているエリアとしても有名です。芝山岩では、日本統治時代の1896年に日本人教師の手により紀元前約三千五百年のものとされる石器が発見されたのを初め、多数の遺跡が発掘されていて考古学ファンには人気のスポットとなっているのだとか。 そんな中、2000年に発見されたのが、冒頭に紹介した、紀元前の台湾人の骨なのです。
発見されたのは、芝山公園へとつづく階段の程近く。男女と見られる一対の人骨が、横たわる姿でほぼ完全な形で発掘されました。鑑定の結果、今から約二千五百年〜三千年前の、圓山文化期のものとされています。この人骨が発見されたのは、地表からわずか1.5メートルほどの深さのところ。発掘現場は、今では綺麗に柵を張られ、「考古探坑展示館」として一般公開(週末のみ)されています。柵の中には、古代の人骨や化石、陶片などはもちろんのこと、めまぐるしく移り変わった地理環境を表す、何層にも分かれた地層の断面が綺麗に顔を現しています。週末の一般公開のときにはガイドもいるそうですので、興味のある方はぜひ行ってみてくださいね。 【芝山岩文化史蹟公園 考古探坑展示館】 場所:台北市至誠路一段、芝山公園のとなり 電話:(02)2345-1556 内線3541(台北市政府文化局) 開放時間:週末の9:00-12:00、13:30-16:30のみ一般開放。平日は要事前予約。 交通:MRT芝山駅から車で約5分 |
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