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台北日和 2005年6月13日
超時空レストラン 天罎

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 赤や緑にペイントされたお釜はまるでUFO。ぱかっと開いた中から出てきたのは宇宙人ではなく、オレンジもつややかなカボチャ。これをまるごといただきます。超時空の名に相応しい、斬新なメニューがぎっしりのレストランをご紹介しましょう。

 超時空レストラン「天罎」があるのは、永康街。永康街と言えば小籠包の名店「鼎泰豐」、中華雑貨セレクトショップ「PANAPINA 圓融坊」など、台北のイマを代表するショップが集まるエリアです。特に裏通りには、オーナーのこだわりが表れたユニークなお店が多く、「天罎」もその一つ。店頭に掲げられた「超時空烹●法」のSFチックな看板にギョッとしますが、これは釜や土鍋といった昔ながらの調理器具で、現代風の料理を作る、時空を越えた調理法という意味だそう。自然素材と調味料にこだわり、体に良い料理を提供する地に足が着いたレストランなのです。

 お店のイチオシ料理は、特製炭釜で作る「金瓜○シリーズ(980元)」。南部から取り寄せたカボチャをくりぬき、米や肉、魚介類、栗、キノコなどを詰め込み8時間蒸した一品で要予約。しっかり蒸しあがったカボチャは、箸でちぎれるほどの柔らかさ。肉やキノコのうまみがカボチャにうつり、カボチャ本来の甘みとあいまって顔がほころぶおいしさです。このほかにも山芋の紫とトマトの赤のコントラストが美しい養生スープや、キノコと青菜の炒め物など、素材そのもの味を活かした料理が目白押し。濃い味つけで、また油をたっぷり使うレストランが多い中、「天罎」のさっぱりした味付けはきわめて斬新なのです。

 焼き芋デザートの後は、特製梅ジュースでシメ。梅や桑などを原料にしたジュースはお店の自慢で、テイクアウト用の瓶詰めも販売しています。料理はたっぷりとした盛りなので、いろいろ味わうには最低4人で行くことをオススメ。月〜金曜日には、特製ランチセットも楽しめます。超時空の名に相応しい、宇宙へトリップしてしまいそうな美味が味わえるレストラン。ぜひお試しくださいね。

※●は食へんに壬の字、○は中の下に皿の字

【超時空レストラン 天罎】
住所:台北市麗水街5號(四維路にも支店アリ)
電話:(02)2394-3335
※予約推奨(金瓜○シリーズは事前予約必須)
営業時間:11:30-21:30
定休日:年中無休
交通:MRT忠孝新生駅または古亭駅から徒歩約20分(タクシー推奨)

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