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台北日和 2005年6月10日
山水画が息づく洋書店 PAGE ONE

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 洋書や専門書を探すならここ!と、地元の、また在住欧米人の本好きに評判なのが、台北101にあるシンガポール系書店PAGE ONEです。充実の品揃え以外に、インテリアにも注目ですよ。

 総面積720坪、蔵書数35万冊と台湾一の規模を誇るPAGE ONEは、その圧倒的な品揃えのよさに加え、書店のイメージをくつがえす斬新なデザインが話題を呼んでいます。台北101のエレベーターをクルリと囲むドーナツ型になっており、それに気づかず店内を散策すると、あれ?出口はどこ?と、本の森に迷い込んだような気分になっちゃいます。周囲をぐるりと囲む大きな窓からは明るい日差しが差し込み、随所に飾られたアート作品が、現代美術館のような雰囲気を演出しています。

 PAGE ONEのデザインを手がけたのは、シンガポールの住宅デザイナーケニー・タン氏。東洋と西洋の文化のミックスをテーマにしているPAGE ONEらしく、山水画をモチーフにしているとのこと。そのため、ずらりとならぶのは洋書だというのに、どこか懐かしさを感じさせる雰囲気があります。遠くまで見通せるようにレイアウトされた本棚は、連なる山々のよう。垂れ込める雲をイメージしたという、天井から吊り下げるタイプの本棚も斬新です。本棚は立ち読みの際に本を置けるように、またPR中の本を展示できるようにも設計されているのだとか。美しさと機能性を両立させたデザインなのですね。

 店内には、座って本を吟味できるソファースペースや、池をイメージした可愛らしい児童書専門コーナー、また世界のアートが展示されるミニギャラリーまでしつらえてあり、文化と芸術が交錯する特別な空間まになっていす。

 取り扱い書籍は洋書6の中国語4の割合で、日本に比べると割安価格で洋書が購入できるのがウレシイですね。簡体字書籍やDVDなどの取り扱いも増やして行きたいとのことで、ますます充実の品揃えが期待できそうです。本選びで疲れたら、ぜひ書店内のベトナムカフェ「天開圖藝坊Page One Cafe」で一服してみてくださいね。

【山水画が息づく洋書店 PAGE ONE】
住所:台北市信義区市府路45號 台北101購物中心4F
電話:(02)8101-8282
営業時間:11:00-22:00(※台北101の営業時間と連動)
定休日:年中無休
HP:http://www.pageonegroup.com/

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