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台北日和 2005年5月24日
週末ドッグラン? 大佳河濱公園

※台北日和の記事は遡及調査をしていないので、現状と異なることがあります。

 基隆河沿いに広がる一面の草地、大佳河濱公園。旧暦の端午の節句には大規模なドラゴンボート・レースが行われることでも有名ですが、普段の週末は犬パラダイスへと変貌します。

 この日、気温はすでに30℃を超える暑さ。日差しが弱まる4時過ぎになると、台北市はもちろん台北県(現新北市)からも車やバイクに乗って続々と犬たちが登場。5時を越える頃にはもうどこもかしこも犬だらけ。前回ご紹介した折にも、この公園には犬が多いと聞きましたが、これほどとは驚き。公園は決してドッグランではないのですが、正にドッグランとしか言いようのない状態なのです。

 公園左側には大きな噴水があり、毎時ジャストの時間から30分間水を放出しています。水といえばお約束のように犬たちがご主人様と水遊びを満喫中。犬界きっての水好き、ラブラドールやゴールデンはバッシャンバッシャンはしゃぎまくり。今日が水遊びデビューなのか、水に浸かったまま固まっているミックス犬。ハスキーにボールを奪われても抗議できない気弱なダックス。短い足で真剣に泳ぐコーギーと噴水内はかなりドラマチック。しかしこの噴水、実は立ち入り禁止。市の環保局の人が時々来ては「こらっ!あがりなさい!」と注意しているのですが、そこは台湾人、環保局の人の姿が見えなくなるとまた平然と噴水へ…。規則は破ってなんぼのもんじゃいっ!という台湾人の心意気がひしひしと伝わってきます。

 草地ではサイクリングを楽しむ家族連れやワンちゃんを伴走させている人もちらほら。ワンちゃんは他の犬と遊びたいという誘惑に負けそうになりつつも(負けると怒られちゃうし置いてかれちゃうので)、健気にご主人様の自転車についていきます。ここでは1時間50元で自転車のレンタルも行われており、広大な敷地内を自転車でぐるっと回ることもできます。(夏場は暑いですからやめてください)

 奥には飲み物や台湾ソーセージ、焼きイカなど、ちょっと小腹を満たす軽食が売られており、疲れた人はここで一休み。基隆河を眺めながら犬とぼんやりたそがれるいいかもしれません。

 時計はそろそろ7時。遠くに見える圓山大飯店にオレンジ色の夕陽が沈みはじめると徐々に解散。十分遊んで大満足のワンちゃんは疲れ切ってクタクタのご主人様と一緒に家路につくのでした。

【大佳河濱公園】
住所:台北市中山区基隆河大直橋から中山橋エリア

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