| 2005年5月20日 | ||
| 高雄 忠烈祠 | ||
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国のために命を落とした人々を祀る忠烈祠は、日本時代の神社を改築しているところが少なくありません。こちら高雄の忠烈祠も、もともとは高雄神社。今でも大きな鳥居がそびえています。 忠烈祠といえば、衛兵交代で有名な台北の忠烈祠が、まず頭に浮かぶかもしれません。台湾で忠烈祠といえばここ一箇所と思っている方もいるようですが、淡水、花蓮、台中など各地に立派な祠が建てられているんですよ。忠烈祠の特徴は、まず豪華絢爛な宮殿様式であること。これは国に命をささげた人々への尊敬と、感謝の気持ちの表れだそうです。第2の特徴は風光明媚な場所にあること。淡水、花蓮、高雄の忠烈祠は市内や海を見渡す山の上にあり、眺めは抜群です。これは風水的な意味から、風通しが良く、見晴らしの良い場所が選ばれているのだとか。 さて、日本においてこのような場所に建てられるといえば・・・、それは神社です。日本時代の台湾では各地に神社が建てられましたが、そこが風水的に最高の場所だったのか、それともリサイクル精神からなのか、日本人が去った後に、忠烈祠に改築されたケースがままあるようで、特に淡水と、ここ高雄の忠烈祠では、神社の名残をはっきりと確認することができるのです。忠烈祠へ向かう山道に大きな門があるなぁと思ってよく見ると、柱に使われているのは真っ赤な鳥居。取り壊されてしまった神社が多い中で、再利用といえども使われているのはうれしいような、悲しいような複雑な気分にさせられます。
忠烈祠からは、高雄市内や港が一望に見渡され、かつてはカップルのデートスポットとして人気だったそうですが、最近は旧英国領事館などに押されているのだそう。境内には参拝するひともまばらで、近くの動物園から逃げてきたのか、大きな猿が写真を撮る私たちを不思議そうに眺めていました。【高雄 忠烈祠】 住所:高雄市萬壽路(萬壽山公園付近) |
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