| 2005年5月17日 | ||
| 淡水 てれ笑いのインド料理屋 | ||
![]() |
人垣の向こうから聞こえる大きなどよめきにつられ、見上げた空を横切る白い物体。UFO!?と眺めていたら、白い円盤はそのまま淡水河へ。どよめきはそのまま爆笑へ変わり、円盤を操るお兄ちゃんもてれ笑いをしています。 UFOの正体はナン、インド式の薄いパンでした。最近のインドブームを受けてか、士林夜市や饒河街観光夜市(松山夜市)といった夜市では、チキンや牛肉をナンで巻いたインド式クレープの屋台をよく見かけるようになりました。特に士林夜市の陽明劇院前にある屋台は、本格インド料理レストラン「阿里巴巴的廚房」が経営することもあり、行列覚悟の人気店です。いずれの屋台も、自慢なのがナン投げパフォーマンス。薄く延ばしたナンの生地を指の上でくるくる回して円盤状にし、そのまま空高く投げると、観客からはおぉーと大きな歓声があがるのです。 しかし、淡水のこの屋台「喇度的印度廚房」は少し勝手が違います。おぉーのあとに、時々、笑い声が起きるのですよ。見ると、海からの強い風に吹かれ、薄いナンはあっちへ行ったり、こっちへ来たり。ふわりふわりと飛び交って、ヘタをすると河に落ちてしまったりするのです。落とすたびに、悔しそうな顔をしながらも、てれ笑いをするお兄ちゃんの顔を見ると、しかたないなー、串焼きぐらい買ってあげようかしらんと、思ってしまうのですが、はっ、もしかしてこれが戦略?同情作戦? メニューは、インド式クレープが三種類と、タンドリーチキン。ポテトサラダなど、そう多くはないのですが、淡水河沿いのお店には珍しく広いテーブル席が用意されているのがうれしいところ。でもせっかくのこのお店、ナンを落とすお兄ちゃんを眺めながら、川べりのベンチに座っていただいた方が、何倍も美味しいかもしれませんよ。 【喇度的印度廚房】 住所:台北縣淡水鎮5巷27號(淡水河岸 聖江廟近く) |
![]() |
|
![]() |
|
[バックナンバー] |