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台北日和 2005年5月6日
興旺養蜂場
 最近の台湾では、ハチミツが密かなブーム。ニセモノ騒ぎが起こったこともあり、純粋ハチミツを養蜂場まで買いに行く人も増えています。台北市の意外と近くにも、養蜂場があるんですよ。

 養蜂場が集まっているのは、台北県の三芝郷。美しい海岸線には風景珈琲館、眺めが良いカフェが並び、海あり山ありの景勝地として人気が出てきているエリアです。自然農法で育ったニワトリを食べさせてくれる観光土鶏場へはよく行くのですが、蜂までいるとは知らなかったとさっそく山のほうへ車を飛ばしてみると、「養蜂場」の看板があちらこちらに。どうやら地元政府の主導で、三芝を養蜂の町として盛り上げようとする動きがあるようです。

 今回お邪魔したのは「興旺養蜂場」。創業は約50年前と、老舗の養蜂場の一つです。飼っている蜂は約3000万匹と台湾の人口よりも多く、オーナーは「蜂の国の総統」と自称しているのだとか。余談ですが李登輝前総統の実家も、ここ三芝郷にあるんですよ。

 ちょうど新聞に取り上げられたこともあり、養蜂場の入り口にある小さな販売店は、お客でぎゅうぎゅう。それでもスタッフは純粋ハチミツとまがい物の見分け方や、ハチミツの栄養価について丁寧に説明してくれ、そこからは自社製品に自信を持っている様子がうかがえます。こちらの養蜂場のハチミツは、竜眼とライチの花のみから採取したまぎれもない純粋ハチミツで、オーナーはこれらの花を追って、台北、台南、高雄と、巣箱500個と共に一年中旅をしているそう。手間がかかっているだけあり、お値段はスーパーなどで売られている輸入品の数倍とそれなりのお値段はしますが、竜眼ハチミツを試食してみると、甘みも香りも強くその違いは歴然としています。ちょっとクセがある、大人の甘さがあるハチミツでしたよ。

 そして一番気になったのが、ショーウィンドーに飾られていた「蜂酒」。文字通り高粱酒に蜂を漬け込んだ薬酒で、栄養価が高く滋養強壮効果があるそうですが、値段を聞いた時の「え、本当に飲むの?」とでもいいたげな、店員さんの驚いた表情が気になり購入は断念。ちなみに一本800元だそうですが、どなたかお試しになりませんか?

【興旺養蜂場】
住所:台北縣三芝郷興華村北新莊車72-7號
電話:(02)2637-1276
HP:http://home.kimo.com.tw/bee1218/

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