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台北日和 2005年4月18日
謎の大使館 無憂國藝術派出所
 オレンジに赤のポップな外観に奇妙なオブジェ。あれ?ここって確か派出所だったはず・・・。でも通常ナントカ派出所と書いてあるところには「我們同一國大使館」の文字が。

 キツネにつままれたような気持ちで中に入ってみると、なんと蘭州派出所が現代アートにあふれた「無憂國藝術派出所」として生まれ変わっていました。というのも、こちら5月8日まで開催中の「2005年第二屆台北公共藝術節(2005年第2回台北公共藝術フェア)」のインフォメーションセンターとなっているのです。もともとこの無憂國藝術派出所がある大同エリアは旧名を大龍●といい、近くには孔子廟保安宮といった古い廟があり、歴史ある文化の街として知られていました。時代とともにその気質は薄れて行ったのですが、ここ数年、昔ながらの歴史文化の街として盛り上げていこうという気運が高まり、この大同エリアが文化芸術の街として生まれ変わることになったのです。

 その活動の一旦として始まったのが、台北市政府主催の台北公共藝術節。期間中、この「無憂國藝術派出所」内部だけでなく、MRT圓山駅から迪化汚水処理工場附設運動公園にかけての大同エリア一体に、現代アートのポップなオブジェが点在するほか、協賛のギャラリーや付近の学校などでも座談会や展覧会などが開催されます。ちなみに冒頭のトラのオブジェは重慶北路沿いにありましたよ。インフォメーションセンターとなっている「無憂國藝術派出所」ももちろんアートでいっぱい。入り口にはガードミラーが3並んだオブジェや空に伸びるオレンジの手、1階には大同エリアの模型や巨大アリのオブジェが。そして2階、3階にはそれぞれの個室に空間アートや映像アートが展示してあり、ちょっと不気味?!な雰囲気。芸術に疎い記者には、現代アートって難しい・・・という感想しかもてなかったのですが、お好きな方はたまらないかも。

 開催期間はちょうど、隣接する保安宮の保生文化祭の期間とも重なりますので、近くにお寄りの際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。歴史あふれる寺廟文化芸術に現代アートと、どちらも楽しめますよ。

【無憂國藝術派出所】
住所:台北市哈蜜街53號
電話:(02)2597-6850
開放期間:2005年4月7日〜5月8日
開放時間:火〜金/12:00-18:00、土日/9:00-18:00
交通:MRT圓山駅から徒歩約10分
入場料:無料
2005年第二屆台北公共藝術節HP:http://www.taipeiart.com/

※…●は山へんに同

※台北公共藝術節のイベント終了後、2006年3月現在、無憂國藝術 派出所は建物も全て撤去されています。

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