旅々台北.com
台北日和 2005年4月5日
龍山寺前に孟甲公園がオープン!
 龍山寺といえば、台湾で最も人気があるお寺の一つ。その門前では長らく工事が行われていたのですが、ついに孟甲公園がオープン!地下には占い館やレストラン街もできるそうですよ。

 本日、とある仕事で龍山寺へ赴いてみると、なにか以前と雰囲気が違います。妙に明るく、空が広い気がするのはどうして・・・と考えていると気がつきました。お、ずーっと続いていた工事が終わってる!MRT駅からお寺にかけて、キレイな公園が広がっているじゃありませんか!

 そもそも龍山寺といえば、本殿の改修工事をはじめ、MRT、近くの商店街など、ここ数年は絶えず工事中という印象があり、名刹とは言えどもあまり落ち着いた雰囲気ではありませんでした。このエリアの再開発プロジェクトは1992年からはじまっていたとかで、これでは「いつ行っても工事中」と感じても無理はありませんよね。

 しかし、そのプロジェクトもほぼ完了。それを印象付けるのが、この孟甲公園です。長らく塀で囲まれていたこのエリア、いったい何ができるんだろうと思っていたのですが、完成したのは、なんとも空間を贅沢に使った公園でした。公園の真ん中には噴水が吹き上げる大きな池、その脇には長さ20mはあろうかという黄金色の龍船のオブジェが。龍山寺がある萬華エリアは古くは孟甲と呼ばれ、これは原住民の言葉で船が集まる地という意味だそう。20世紀初頭は水運基地として、「一府、二鹿、三孟甲」と言われるほど、つまり当時の首府である台南、海運業で栄えた鹿港に次ぐにぎわいを見せたこの土地を、まさに象徴するオブジェなのだとか。噴水は夜になると水と光のショーが開催され、その隣には中、英、日本語で、星座の説明をしてくれるハイテクマシンが。噂ではこの公園の総工事費用は22億元(約73億円)。地面のタイルも一枚が600元(約2000円)という高級品だそうで、龍山寺にふさわしいなんともゴージャスな公園なのです。

 しかし、それを知ってか知らずか、公園は近くに住む老人たちの憩いの場に。自慢のカナリヤを散歩(?)に連れてきている人もいて、のーんびりとした空気が流れています。公園の地下には、占い街やレストランの入った一大モールができるはずなのですが、残念ながらこちらはまだ工事中。オープンのあかつきには真っ先にレポートしますので、お楽しみに!

※“孟甲”の漢字には、それぞれ舟へんがつきます([舟+孟][舟+甲])

【孟甲公園】
住所:台北市廣州街、西園路、和平西路交差点付近(龍山寺前)

[バックナンバー]