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台北日和 2005年3月28日
文昌帝君-How to 合格祈願
 台湾のお寺で時々見かけるのが、学生の写真がコピーされた書類。野菜カゴの上に置かれていたり、ロウソクの下に飾られていたりと、なんだこれ?と思った方もいらっしゃるのでは。実はこれ、合格祈願の最中だったのです。

 日本でも合格祈願に絵馬を奉納したりしますが、台湾だともう少し手続きは複雑なよう。なんせお参りする時も、自分の名前、住所まで、はっきり具体的に申し上げないといけないお国柄。神様も頑固なのか、そうたやすく願い事をかなえてくれるわけではないようです。森の中にたたずむ芝山岩惠濟宮の、受験の神様を祭った「文昌宮」によりますと、手順は以下の通りです。

1. 試験の一週間前に、受験票のコピー1枚、お祈り用の金紙1枚、果物3種類、ネギ、セリ、大根を用意(果物、野菜はしっかりと洗うこと)。
2. (1)を手に、専用のエリアで合格祈願。
3. 「許願燈(祈願ランプ)」をお寺の担当者に提出。担当者は試験の最中に、このランプを神様の前で燃やし続けてくれます。
4. 事務室で「文昌科甲吉祥文疏」と書かれた紙を受取り、神様の前で唱えます。唱えた後は金紙と一緒に火にくべます。
5. 受験票のコピーを専用箱に入れ、お参りは完了。果物、野菜は持ち帰ります。
6. あとは試験をがんばるのみ!

 気になる葱、芹ですが、「葱」は聡明を意味する「聰」と、「芹」は勤勉を意味する「勤」と発音が同じという、合格祈願には欠かせない野菜なのです。お寺でネギやセリを見ても、不思議に思わないでくださいね。こういった野菜はセットになって、お寺周辺の八百屋で売られていたり、また売り子のおばさんから買うことができたりします。

 受験票のコピーが必須のため、誰がどこを受験するのがバレバレな台湾スタイルですが、それだけみな、真剣ということでしょうか。大切な試験を控えた方は、台湾で合格祈願なんていかがでしょう?

【芝山岩惠濟宮 文昌宮】
住所:台北市至誠路一段326巷26號
電話:(02)2831-1728
開放時間:9:00-16:00(境内内オフィス)
交通:MRT芝山駅から車で約5分

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