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台北日和 2004年12月7日
新竹 北門街
 台北で古い街並みが楽しめるのが、迪化街だとしたら、シリコンバレーとして知られる新竹でおすすめなのはこちら、新竹駅から歩いて15分ほどのところにある北門街です。

 ここ北門街はその昔、新竹で早くから栄えた商業地。およそ200メートルの一本道となっている北門街は、通りの両脇にたたずむ古い建物をのんびりと眺めながらそぞろ歩いても10分もないほど。街を歩いてみると、今はずいぶんと静かで落ち着いたたたずまいとなっています が、新竹一の繁華街として栄えた昔の様子を感じることができます。 台北の問屋街、迪化街と比べてみると道幅が広く、同じ大きさに統一された看板のせいかシックな雰囲気。ちらほらと改装した新しい建物も見受けられますが、レトロな建物もしっかり残っています。

 清の時代や日本統治時代に建設されたそれらの建物は、当時の商人達の富と名声をここぞとばかりに表しており、バロック様式の建築あり、モダニズム建築あり、はたまた伝統的な2層の総レンガ造りあり、とバリエーション豊か。京都の町屋のように、奥に深い、細長いお店が並ぶアーケードの影を歩いていると、この古い街並みにぴったり?!の布袋戯人形(ポテヒ:台湾の伝統的な指人形)を販売しているお店がありました。こういった、伝統的なものって、古い街にしっくりと溶け込んでいい味だしていますよね。また、何年前から続いているのだろう、と思わせる渋いンガ造りが素敵な老舗のお米屋さんも発見。店頭のお米が入った古い木の巨大なマスもいい感じ。

 現在まで営業を続けているお店は、ずいぶんと少なくなってしまいましたが、それでも昔の面影は残っているこの老街、昔から知られたこの繁華街は、新竹っ子に、親しみをこめて「大街」と呼ばれているんだそうですよ。また、この大街の途中には、「進士第(台湾で始めて科挙(中国の高等官資格試験)の進士に合格した鄭用錫の旧家)」や「鄭氏家廟(鄭氏の廟)」といった古跡、「長和宮」、「水仙宮」といった廟もあり、のんびりと散策するにはもってこい。そんな渋い大街を抜けるとちょうど新竹の土地の神様、城隍廟につきあたります。こちらの廟の中では新竹名物のビーフンが食べられる屋台がいっぱい。老街で歩きつかれたら、こちらで一服してみては?そうそう、城隍廟前の「元祖郭潤餅」もお忘れなく!

【新竹 北門街】
場所:新竹市北門街
交通:新竹駅から徒歩約15分

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