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台北日和 2004年11月15日
金文字専門店 創造社

 台湾の町並みで一番目立つもの。それはなんといっても看板でしょう。すでに一つの文化?!となりつつある看板ですが、それだけ看板があるということは看板屋も多いということ。そんな中、金文字だけを専門に扱う職人気質な金文字専門店を発見しました。

 ギャラリーや骨董屋、アートスペースが軒を連ねる建国南路2段。てくてくと歩いていくと、何やらまばゆい看板がキラーン!何事!と頭上を見上げると、迫力のある金ピカ筆文字で描かれた「創造社 金字招牌(創造社金文字看板)」の看板が、どどーんとそびえています。1Fの一見ガレージ風の作業場には、現在制作途中の無数の金文字がごろごろところがり、左右の壁一面には、これまでの作品やサンプルなどが、ところせましと飾られています。台湾の人は縁起を担ぐのか、大抵ゴールド好き。看板にだって、ゴージャスなゴールドを使用するのは当たり前です。ってことで、大学や銀行、どこぞの企業など、そのジャンルは問わず、いろんなところから依頼された金文字がズラリと並ぶ様は圧巻。そして、そのすべてが筆文字デザインになっているのですが、それらにはどれも独特のフォントデザインが施されています。

 ここ「創造社」では、漢字の美しさをどれだけ表現できるか!に重点を置いており、1977年の創立以来、金文字だけを専門に扱っています。そして長年の研究の成果、より筆文字の美しさを際立たせる技術を開発。単に文字を立体にするだけでなく、丸みを帯びた立体にする、立体球面加工の技術を駆使して筆文字漢字の美しさをあますところなく表現できるようにしたのです。その努力の甲斐あってか、公的機関や企業からの金文字制作をたくさん受注している模様。作業場に置いてあった、巨大な「北」の字はいったいどこに使用されるのやら・・・。きっと台北の「北」だと思うのですが、この1文字がすでに150センチほどと、かなり大きかったです。そのほか、住所の番地に使用すると思われる金文字の数字が置いてあったので、ちょっと持ってみると、思いのほか軽くてびっくり。ま、全純金製ってわけではないので、当然といえば当然ですね。

 旅の記念に金文字看板を・・・ってわけにはいきませんが、近くを訪れた際には、この作業場をのぞいてみるのも楽しいかもしれません。

【創造社金属銅藝有限】
住所:台北市建国南路二段185號
電話:(02)2703-3933
交通:MRT科技大樓から徒歩約10分


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