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なにもない原っぱ、そして静かに水をたたえた河や池。なにもないからこそ、思い思いの時間を過ごせるこの公園を、約1年半ぶりに再訪してみました。変化のスピードが速い台湾で、どう変わったかな・・とドキドキしつつ。
前回、二重疏洪親水公園を訪れたのは2003年の5月。台北日和でも「二重疏洪道環状自行車専用道」としてご紹介したところ、台北市のすぐ隣に、こんな贅沢な空間があるのかと、ちょっと話題になりました。ごちゃごちゃっとした街並みの台北では、“なにもない空間”というのが、かえって贅沢なのです。しかし、目を離すとすぐに風景が変わってしまうこの街のこと、あの公園にも派手な色合いの遊戯道具や、コンビニなんてできてないかしらんと車を走らせたところ、あら、あいもかわらず、草原と水と空しかない風景が広がっていました。
しかしよく見渡すと、河岸に木製の桟橋が登場して、格好の釣りスポットになっていたり、バスケットコートが出現していたりと、ちょこちょことマイナーチェンジが。河岸から堤防に上がるには、草の生えた斜面をおっちらよじ登るしかなかったのに、立派な幅広い階段も出現。なぜか犬たちの日向ぼっこエリアとして愛用されていました。
“なにもない”ことを大切にしつつ、人が(犬も?)利用しやすいよう公園を改善していくこの方針には、なにか心があたたまるものを感じました。次回は釣竿を持ってこようかなと、河をのぞきこもうとすると、足元からびちびちっ!と激しい音が聞こえます。見ると凶暴な顔をした、30pほどの魚が一匹。白黒模様もどこか怪しげです。聞くところによると、南米から輸入されたハゼの一種らしいのですが、うーん、のどかな公園に似合わないこの面構え。実はこの公園、静かな雰囲気の奥底に、なにかうごめくものがいるのかもしれません・・。
【二重疏洪親水公園】
住所:台北県蘆洲市疏洪一路ならびに疏洪十二路交差点付近 交通:台北市内より車で約30分
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